【前回のお話はこちら】
【第1話はこちらから】
【本編】
夫「クミ……」
どうしてここにいるのか
夫にはわけがわからないようで羽虫の様にか細い声で私を見る
ドレスコードに合わせて
レストランで浮かないように
私も娘も正装しているから
この場にいても何の問題もない
ミサキ「え?ヨウタさん
の奥さん……?」
さすがにマンションで写真を
撮った時とは状況が違うのを
ミサキもわかっているらしく
夫の横で青ざめている
私「どうもミサキさん
家族への食事会にも顔を見せる
なんて本当に図々しいですね」
ミサキ「私は別に…」
さっと夫の腕から手を離しても
今更遅い
夫「食事会……⁉」
私「ええ、心春のハーフ
バースデーがもうすぐだから
私が個室を予約したの
知ってる?
あなたは父親として何も
してなくても私はちゃんと
親戚付き合いしてたのよ」
結婚する前から義父母には
夫にはもったいないくらい
しっかり者と気に入られてた
定期的に写真も共有しているし
お礼は夫を返さなくても
LIMEでやりとりできる
よしよしと機嫌のいい娘をあやし
つい、ふふっと笑いがこぼれる
私「あんなことがあったのに
まさか普通にホテルデートを
楽しむなんて
今日あなたがここに来なければ
お義母さん達には
浮気の事バレなかったのに」
夫「まさかミサキがもらった
ホテルチケットって……」
私「なんのことかしら?」
ミサキ「え?え?」
状況がつかめず困惑するミサキ
ホテルに放置されたのに
昼間にあったことも
何も聞かされてないんだろう
どうして私がここにいるのかも
なにもわかっていない
私(ずいぶん頭が悪いのね)
私「ミサキさんもこんな
恥ずかしい目に合わないで
済んだのにかわいそう」
私「お義母さん達
せっかく来てくださったの
にすみません
来る予定のなかった夫が
来てしまいましたので
私は食事会を遠慮します」
夫母「クミさん…っ」
夫妹「クミさんが帰ることないよ」
私「あ、大丈夫です
すでに代金は
お支払いしてますので
ぜひ皆さんで楽しんでください」
私「娘が泣いても大丈夫なように
個室でお願いしてありますから
今までの経緯を含めて
夫とその女性から
お話を聞いていただけますか?」
ホテルデートがいっきに
つるし上げの場へと変わったこと
を夫はようやく理解する
夫「おい……!」
夫父「そうだな
いい機会だ、話を聞こう」
がしっと肩を、両サイドから
両親に掴まれて夫は動けない
妹さんまで、ミサキが
逃げられないように囲っている
私「よろしくおねがいします
慰謝料と離婚の手続きについては
それぞれ弁護士から
連絡が行くのでお願いします」
ミサキ・夫「え⁉」
驚くマヌケな顔を見せるので
私は娘の頬に触れてフッと笑う
私「悪いことして簡単に
許されるわけないよねぇ~?」
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夫「クミ……」
どうしてここにいるのか
夫にはわけがわからないようで羽虫の様にか細い声で私を見る
ドレスコードに合わせて
レストランで浮かないように
私も娘も正装しているから
この場にいても何の問題もない
ミサキ「え?ヨウタさん
の奥さん……?」
さすがにマンションで写真を
撮った時とは状況が違うのを
ミサキもわかっているらしく
夫の横で青ざめている
私「どうもミサキさん
家族への食事会にも顔を見せる
なんて本当に図々しいですね」
ミサキ「私は別に…」
さっと夫の腕から手を離しても
今更遅い
夫「食事会……⁉」
私「ええ、心春のハーフ
バースデーがもうすぐだから
私が個室を予約したの
知ってる?
あなたは父親として何も
してなくても私はちゃんと
親戚付き合いしてたのよ」
結婚する前から義父母には
夫にはもったいないくらい
しっかり者と気に入られてた
定期的に写真も共有しているし
お礼は夫を返さなくても
LIMEでやりとりできる
よしよしと機嫌のいい娘をあやし
つい、ふふっと笑いがこぼれる
私「あんなことがあったのに
まさか普通にホテルデートを
楽しむなんて
今日あなたがここに来なければ
お義母さん達には
浮気の事バレなかったのに」
夫「まさかミサキがもらった
ホテルチケットって……」
私「なんのことかしら?」
ミサキ「え?え?」
状況がつかめず困惑するミサキ
ホテルに放置されたのに
昼間にあったことも
何も聞かされてないんだろう
どうして私がここにいるのかも
なにもわかっていない
私(ずいぶん頭が悪いのね)
私「ミサキさんもこんな
恥ずかしい目に合わないで
済んだのにかわいそう」
私「お義母さん達
せっかく来てくださったの
にすみません
来る予定のなかった夫が
来てしまいましたので
私は食事会を遠慮します」
夫母「クミさん…っ」
夫妹「クミさんが帰ることないよ」
私「あ、大丈夫です
すでに代金は
お支払いしてますので
ぜひ皆さんで楽しんでください」
私「娘が泣いても大丈夫なように
個室でお願いしてありますから
今までの経緯を含めて
夫とその女性から
お話を聞いていただけますか?」
ホテルデートがいっきに
つるし上げの場へと変わったこと
を夫はようやく理解する
夫「おい……!」
夫父「そうだな
いい機会だ、話を聞こう」
がしっと肩を、両サイドから
両親に掴まれて夫は動けない
妹さんまで、ミサキが
逃げられないように囲っている
私「よろしくおねがいします
慰謝料と離婚の手続きについては
それぞれ弁護士から
連絡が行くのでお願いします」
ミサキ・夫「え⁉」
驚くマヌケな顔を見せるので
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