【前回のお話はこちら】
【第1話はこちらから】
【本編】
夫「はっ…………?」
聞き間違いだろうが
電話してきた妻が
俺の会社にいると言っている
もし会社の人に接触されたら
俺が育休を取ってることが
バレてしまう
夫「な、ななんで……」
私「なんでって仕事だから
WEBデザインのディレクター
として依頼があったのよ」
私「人手不足みたいだけど
育休で復帰する人がいるから
新しい人員を入れる
必要はないみたい」
夫(それ俺のことっ……!)
たらたらと汗が流れる横に
ミサキがひゅっと顔を出してくる
ミサキ「ヨウタさん?
電話誰から?」
夫「!!」
瞬時に電話のマイク
部分を押さえる
妻「ああ、会社にいるのね」
夫「あ、あたりまえだろ…!」
夫(この言い方……まだ
俺の会社のフロアには
行ってないのか⁉)
俺の職場はいくつも会社が
入ってる大きなビルに入ってる
妻の電話の落ち着きようからして
まだ俺が会社にいないことは
バレてないはずだ
私「よかった
私も忙しくて言い忘れてたから
せっかくだから顔を合わせる前に
連絡しとこうと思ったの」
夫「じゃあ今はまだ……」
私「うん、エントランスにいるよ
待ち合わせは16時だから」
私「ちょっと早く
着きすぎちゃって
下のカフェで作業してるの」
時計を見たら15時20分
夫(今からタクシーを
走らせれば間に合う……!)
夫「会議終わったらすぐに
行くからそこで待ってて!」
俺は電話を切ってすぐに
バスローブを脱いでズボンをはく
ミサキ「ちょっとちょっと
どうしたの……」
夫「妻が会社に来てる!」
ミサキ「え?」
夫「育休取ってることが
バレたら色々面倒なんだ
すぐに戻ってくるから!」
ミサキ「ええ⁉」
タクシーを急いで捕まえ
俺は会社へと直行した
夫(15時45分、間に合ったか…⁉)
作業ができるカフェへ
まっすぐ直行するが
そこに妻はもういなかった
が、エレベーターに乗る前の
妻をなんとか捕まえる
夫(やばい……!)
夫「クミ……!」
私「え?ヨウタ?」
夫「今日の会議だけど中止になった!
悪いけど、今日は帰ってくれ」
私「聞いてないけど……」
夫「夫の俺が角が立たないように
言ってくれって頼まれたんだよ」
私「そうなの、わかった」
夫「悪いな、じゃあ……」
妻と入れ代わりでエレベーターに乗り
ホッと肩をなでおろす
会社に言う言い訳を考え始めた瞬間
妻がエレベーターに乗り込んできた
妻「せっかく来たんだもん
挨拶だけしていくわ」
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私「人手不足みたいだけど
育休で復帰する人がいるから
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必要はないみたい」
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ミサキ「ヨウタさん?
電話誰から?」
夫「!!」
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夫「あ、あたりまえだろ…!」
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まだ俺が会社にいないことは
バレてないはずだ
私「よかった
私も忙しくて言い忘れてたから
せっかくだから顔を合わせる前に
連絡しとこうと思ったの」
夫「じゃあ今はまだ……」
私「うん、エントランスにいるよ
待ち合わせは16時だから」
私「ちょっと早く
着きすぎちゃって
下のカフェで作業してるの」
時計を見たら15時20分
夫(今からタクシーを
走らせれば間に合う……!)
夫「会議終わったらすぐに
行くからそこで待ってて!」
俺は電話を切ってすぐに
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ミサキ「ちょっとちょっと
どうしたの……」
夫「妻が会社に来てる!」
ミサキ「え?」
夫「育休取ってることが
バレたら色々面倒なんだ
すぐに戻ってくるから!」
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そこに妻はもういなかった
が、エレベーターに乗る前の
妻をなんとか捕まえる
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夫「クミ……!」
私「え?ヨウタ?」
夫「今日の会議だけど中止になった!
悪いけど、今日は帰ってくれ」
私「聞いてないけど……」
夫「夫の俺が角が立たないように
言ってくれって頼まれたんだよ」
私「そうなの、わかった」
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