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【本編】
4



※夫目線で進みます

ミサキとホテルに向かう
チェックイン前から
プールやお酒
アフタヌーンティーまで
楽しめる豪華さに
俺もミサキもワクワクしてた

ミサキ「このホテルが
タダとか~~♡
やっぱり何事もご縁だよね」

ミサキ「ヨウタさんと
出会ってから私
ほんとついてる♡」

ヨウタ「俺もだよ」

プールで遊ぶミサキは可愛い
妻とは大違いだ

ところが15時になって部屋の
鍵を渡されるとその笑顔が
一気にしぼんだ

ミサキ「え~っ
最上階じゃないの?」

ミサキ「4階とか
めっちゃ低いじゃん~!
夜景も楽しみにしてたのに!」

夫「まあまあ
部屋自体は広いしいいじゃん
それにタダ券で
ディナーも朝食もついてるなら
文句ないだろ?」

ミサキ「そうだけどぉ……」

俺はうじうじするミサキを
後ろからそっと抱きしめる

夫「とりあえずシャワー
浴びておいでよ」

ミサキ「えーまだ明るいのに?」

夫「別にいいじゃん」

くすくすとミサキとキスを交わし
順番にシャワーを浴びて
バスローブを身にまとう

ミサキが待っているベットに
覆いかぶさった瞬間
けたたましくスマホが鳴った

ミサキ「もームード台無し
マナーモードにしといてよぉ」

夫「ごめんごめん」

夫(ちっ誰からだよ……)

スマホ画面を見ると、発信先は妻

夫(今まで電話なんか
かけてこなかったのに)

無条件で終話ボタンを押すが
すぐにまた何度もかけられてくる

ミサキ「ちょっとバイブも
オフにしてよ……」

夫「ごめん」

夫(なんでこんなときに!)

イライラして、通話ボタンを
押して開口一番、妻を怒鳴る

夫「さっきからなんなんだよ
俺は今会社なんだけど⁉
仕事中に電話するな!」


夫「フリーで家で楽にやってる
お前と違って俺は忙しいんだ!
今から大事な会議だから
もう電話かけてくるな!」

夫(これだけ言えば
大丈夫だろ……)

そう思った瞬間だった

私「仕事? おかしいな……
今、あなたの会社だけど?
あなた、今どこにいるの?」

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