【前回のお話はこちら】
【第1話はこちらから】
【本編】


私(夫(ヨウタ)が
育休取ってるってこと……?)
そんなことは一度も聞いてない
だってもしそうなら
この3ヶ月夫は
どこに出かけて何をしてるのか
私(嘘をついてる…
私になにか隠してるんだ)
送られてきた手紙は
乾かした後夫に見つからない
よう戸棚の書類に紛れ込ませる
いつも通りの1日が
いつもよりさらに長く感じて
夜、夫がようやく帰ってくる
夫「はー疲れた」
私「おかえり」
テーブルにラップされてる
自分のごはんを確認して
夫はスマホを持って風呂場へ
夫「先風呂入る」
私(お風呂にまでスマホ
持っていってる……)
今までそんなことしなかったのに
なんで気づかなかったんだろう
娘がいい子に眠ってくれるのを
確認し、私は洗面所にそっと入り
夫のスマホを手に取った
私(たしかパスワードは……)
いつも同じ誕生日のはず
変わっていないことを
祈って入力する
パッとロックが解除された瞬間
LIMEの通知バナーが出る
可愛らしいネイルのアイコン
そして、名前は……
私(……『ミサキ』!)
どくんどくんと心臓がうるさい
夫が流すシャワーの音が聞こえる
既読にならないよう震える指で
メッセージを長押しする
ミサキ「明日もよろしく!」
「ここのカフェいってみよ」
というメッセージの下には
オシャレなカフェの外観の写真がURLと共に送られてくる
私(これって……)
娘「ああああぁ」
ふと娘の泣いてる声が
聞こえてきて私は反射的に
スマホを元合った場所に戻す
洗面所から出てすぐに娘の元へ
抱っこしながらあやして
頭の中に最悪な想像が浮かぶ
私(『明日も』ってことは
今日もミサキって女と
会ってたんだよね……)
夫が娘につけたかった
名前と同じ女なのは
何かの偶然なのだろうか
私の不安な気持ちが伝わったのか
その日娘の夜泣きは激しく
なかなか眠ってくれなかった
スマホの続きも見れないまま
朝を迎え、気が付けば
夫が「いってきます」と
出かけるところだった
私「いってらっしゃい…」
私(寝ちゃってた……!
夫も今からあの
カフェに行くの…⁉)
今日を逃せばチャンスは
ないかもしれない……
それに、なにより確めたい…!
1時間もしないうちに私は
娘を民間の一時保育に預け
変装しカフェ入っていた
久しぶりの1人の時間に解放され
同時頭が冷えて行く
私(私、何やってんだろ……)
ふとノートPCを広げる人たちを
横目で見ると、離れた席に見慣れた
夫と親しげに話す女性の姿が。
ミサキ「ヨウタさん、ここわかるー?」
ーーーーーーーーーーーーーー
\各お話のまとめはこちらから/コンテスト受賞した作品がYoMuRyでコミカライズ連載が完結しました!
【第1話はこちら】
【お話を(全16話)を完結まで読みたい方はこちらへ↓】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
更新通知のお知らせが届きます!
よかったらぜひダウンロードしてみてください!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コミカライズ発売中!ピッコマはこちらから↓
Amazonはこちらから↓
シーズン1はこちら「単身赴任中の夫の家から赤ちゃんの声がした話」
シーズン2「浮気相手にプロポーズする経営者の夫」


