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シーズン１はこちら「単身赴任中の夫の家から赤ちゃんの声がした話」
シーズン２「浮気相手にプロポーズする経営者の夫」
【前回のお話はこちら】
【第1話はこちらから】
【本編】
※主人公クミ目線に戻り進みます※
ヒロさんたちに連れられて
出て行くエミカは
最後まで反省して
いないように見えた
クミ（……まるで子どもね
そして、この人は……）
ダイキ「邪魔者はいなくなったぞ
これで満足だろ？」
クミ（もっと、子ども）
ダイキ母「ダイキ！
アンタねぇ……!
浮気したあの子も悪いけど
アンタはもっと最低だよ」
ダイキ「イヤイヤ俺の方が
被害者だし？
わがままなエミカに
振り回されただけだっつの
クミに謝罪もしねーし…
まっ、どうせヒロが
親に言って慰謝料は
貰えるだろうから」
ダイキ「安心しろよ！
300万円、もらえるから」
ダイキ母「………っ！」
どこまでも満足げなダイキに
ダイキの母すら言葉を失ってる
クミ「300万じゃ
足りないかもね
エミカさんも、あなたも」
ダイキ「……っは？俺…？」
クミ「さっき言ったでしょ？
今日のことも上乗せするって
今日の行動にしろ
お母さんの着物にしろ
反省の色が見られないから
しっかり請求させてもらうね」
ダイキ「はぁっ⁉
慰謝料は払わないし離婚も
しないって言ってるだろ！」
クミ「残念なことに
私の意見は違うのよ…
仕方ないから
また日を改めるわ」
ダイキ「そうだな
時間を置いたほうがいいから」
クミ「離婚調停ね
家庭裁判所で会いましょ」
ダイキ「…⁉」
ダイキ「クミ……俺言ったよな
反省してるって
謝ってるって……！
それなのに夫相手に
裁判でも起こす気かよ！」
クミ「あなたが頷いて
くれなかったらそうなるかな」
ダイキ「正気か…っ？
離婚調停中だなんて……
俺だけじゃなくて
お前まで白い目で見られるぞ⁉」
話してもらちが明かない
クミ「あなたと
夫婦でいるよりマシ」
そのあと、ダイキ母がダイキに
向かって離婚の説得をしていたが
エミカと同じく反省する
素振りすら全く見せない
最終的には
うるせえ！といって
出て行ってしまった
ダイキ母「ごめんね……
何とか説得させるから」
クミ「はい……
ありがとうございます」
あの調子ではよっぽどの
ことがない限り無理だろう
長くなりそうな道のりに
小さくため息をついた翌日
職場に着くなり、怪訝そうに
同僚から声を書けらた
同僚「とんでもないことに
なってるんだけど、大丈夫？」
【次の話はこちら】
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