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スカッとクミさん!へお越しくださりありがとうございます!
新連載は懐かしの作品をリライトしました…!
全24話になります。どうぞ最後までお楽しみください。

【第1話はこちら】

【前回のお話はこちら】


【本編】
3

式場に彼が来ないことが
衝撃波のように伝わっていく

『他の女と入籍したから
結婚式をドタキャンした』

私側の招待客は全員怒り
私の精神状態を
心底心配してくれる

新郎側の友人や親族は
ただただ私に謝りつくし
困惑の色を浮かべていた

彼友①「あいつ……
何やってんだよ……!」

彼友②「いくらプレッシャーに
弱いからってあほか…!
入籍って誰としたんだよ…!
婚約者がいたくせに…!」

少し頼りいけど、優しい
小心者のくせに
調子に乗りやすい……
そんな彼の長所と短所を
友人たちはよく知ってるようだ

私(私が急かしたから…?
私がわるいの……?)

そんな思いがぐるぐると
まとまらない

彼の母は、ドタキャンの
話を聞くなり倒れてしまい
彼の父が付き添ってる

彼の父「本当に…本当に
うちの息子が
申し訳のないことを…!!」

土下座して頭に床を
何度もぶつけて謝り倒す
彼父を私は立たせようとする

私「た、立ってください!
お父さん達が
悪いんじゃありません…!」

もちろん両親も怒ってはいたが
それなりに冷静に
対応してくれていた

こうなってしまっては
もう式どころではない

ご祝儀を1人1人謝罪と共に
返していくことにした

私(結婚式代はもう払った
あとでよかった……のかな)

ご祝儀に頼らないように
貯金だけなくなった形になる

借金ができるわけじゃないだけ
マシかと思う私は相当
限界に来ていたのだと思った

私(あれ…なんでこの人
白い服…着てるの?)

新郎側の友人客の
1人の女性が目に付いた

席順から見てどうやら
彼女は、彼の会社の同僚らしい

白ともいえるような
オフホワイトのような…
とにかく白っぽい
ふんわりとした
パーティドレスに
身を包んでいる

女「はじめまして。
ソウマさんの同僚の香坂です」


私の視線に気づいた彼女は
にっこりと笑顔をむけた

香坂「この度は残念でしたねっ
ご愁傷さまです~
せっかく今日はお二人の
幸せな姿見れると思ったのに~」

私「あ、すみません……」

陽気な声を出して
きゃっきゃする彼女は
どうみても私を憐れんで
いるように見えない

同じく同僚であろう女性が
やめなよという素振りで
香坂と名乗る女性を制するも
ぺらぺらと話し続ける

女「私、今日この日をずっと
楽しみにしてたんです。
でも、残念ですね……
元気出してくださいね……?

時間が経てばきっと
忘れられます
クミさんもいつか幸せを
見つけられるといいですね♡」


【次のお話はこちら】



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