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【本編】

※クミ目線で進みます※
夫「い……いやぁ……
その誠心誠意きちんと
謝ったらいろいろ
理解してくださいまして…」
父「………ふうん
じゃ、仮にそうだとして
娘がなぜ慰謝料として
ローンを払わないといけない?
離婚して出ていく家なのに」
夫「それは!
クミが僕の浮気を疑って
彼女にストーカー行為を
頼んだからですよ…!
僕に対する裏切りでもありますし
彼女もそれで…
妊娠したんですから
あたりまえじゃないですか」
父「ちがうだろ
君が妊娠させたんだ
娘はそこに関係ない」
夫「っ!」
父「どちらにせよ
家を所持してるのは
よくないという判断だ」
父にそうだよな?と
話をふられもちろんと頷く
私「うん
わだかまりも残るのイヤだし
この家は売却する」
夫「いやっ俺の家でも
あるんだから簡単に
売るなんて言うなよ…!」
私「住みたいのなら
私の分買い取れば?」
夫「だから!そんなの無理だろ
いくらすると思ってんだ!」
私「だったらナナミさんに
ローン分払ってもらえば?」
夫「そ…っそんなの無理だ!
被害者のナナミさんに
払わせるとか鬼すぎんだろ…!」
夫「この前申し訳なさそうに
してたのは嘘だったのかよ!」
私「うん、嘘かなぁ
っていうか気圧されてた
あんまり突拍子なこと
言われたもんだから、それに」
さっき録ったナナミさんの
お母さんのボイレコを流す
私「ナナミさんのお母さんに
こう言われちゃ仕方ないよね!」
ナナミ母『不倫バレてやんの…
結婚するから…
真面目な顔して……』
次々に出てくる夫とナナミの話が
嘘という証拠に、夫は押し黙る
私「不倫、うまくできなくて
残念だったね?
あなたとナナミさんが
ずっと付き合いがあってたことも
証拠掴んでるから
逃げられると思わないでよ」
顔から血の気が引いていき
夫はがくりと膝をついた
父「決まりだな」
母「ご両親にも
連絡させてもらいますね」
夫「えっそれは……」
私「あたりまえのことだから
離婚した理由、自分であとから
好きなだけ説明すれば?」
ピンポーンとちょうどよく
チャイムが鳴り
ナナミさんが夫の正反対の
笑顔で入ってくる
ナナミ「こんばんはぁ」
私「こんばんは、ナナミさん」
ナナミ「あ~クミさんのご両親ですか?はじめましてーどうですか
お話まとまりましたか?」
私「はい、ナナミさんに
●●●万円請求します!」
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