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【本編】

※クミ目線で進みます※
私「ナ……ナナミさん?」
ナナミ「クミさん♡
お久しぶりですぅ」
日曜日の朝からナナミさんは
メイクも服もばっちりで
相変わらず綺麗だった
私「久しぶりです……えっ?
どうしたんですか?」
浮気調査に協力してくれて
お隣に住んでるのに
いきなり連絡が
とれなくなったナナミさん
そしてGPSはずっと
ナナミさんの家にある…
ナナミ「連絡できなくて
すみません……
今日は大事な話が
あってきたんです」
私「大事な話?」
ナナミ「はい……実は…」
ナナミさんはちらっと夫を見ると
夫はコクリと頷いた
夫「とりあえずお茶入れて
座って話そう」
テーブルの上にお茶を入れて
置くとナナミさんが
すぐに申し訳なさそうな顔をする
ナナミ「ごめんなさい
私、カフェインはちょっと…」
私「あ、すみません…」
ナナミ「お水で大丈夫です」
私「じゃあ…これで…」
買い置きしていたペットボトルの
お水とコップを渡しておく
夫に『それくらい気づけよ』と
言われるかと思ったが
なぜかずっと下を俯いている
娘はお茶を用意してる間
上の部屋に夫に連れていかれてた
夫の隣に、ナナミさん
向かい側に私が座る
私「あの……?それで…?
なんで、ナナミさんを
家に呼んだの?」
夫「……それは…」
続きの言葉が出てこず
夫はまた沈黙する
ナナミ「言いにくいなら
私から話します……
その……実はですね」
ナナミ「赤ちゃんできたんです」
私「えっ?」
ナナミ「産婦人科に行って
心拍を確認してきました」
小さなカバンからすっと
エコー写真をとりだして
私の目の前に差し出す
私「おめでとうございます…」
めでたいことなのに
夫の固まってく表情が気になる
ナナミ「ありがとうございます…」
ナナミさんもどこか目をそらして
気まずそうに夫の様子を見た
夫「………」
私(なに……この空気
こんなのまるで……まるでーー)
ナナミ「こんなことになるとは
思ってもみなくて……
私もその気がなかったんですけど…
彼が、酔っぱらってたみたいで」
私「……はい?」
ナナミ「ほら……私コウヘイさんの
跡をつけてたじゃないですか?
クミさんに頼まれて」
私「ーー!」
ナナミ「1ヶ月くらい前
クミさんに言われたので最後に
しようと思っていた尾行の時…
コウヘイさんに実は
見つかっちゃったんです
それで……その時に……」
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