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【本編】

※クミ目線で進みます※
私(ほ、ほんとに
連絡来た…!
っていうか
今からつけるって…⁉
えっ⁉つけてくれるって
本気だったの⁉)
朝、不安と勢いに呑まれて
連絡先を交換してしまったが
ただのきまぐれとか
冗談と思っていた
私(でも……仕事帰りで
忙しいのにわざわざ
見つけたからって……)
本当にいい人なんだな
ナナミさんから送られてきた
メッセージには確かに
夫、コウヘイの
後ろ姿が映っていた
感謝と無理にしなくて大丈夫と
ナナミさんの厚意を無駄にしたくはないが、
迷惑にならないように
気遣うメッセージを送る
ナナミ『わかりましたっ』
それから少しして
見失ったという連絡が来る
ナナミ『ごめんなさい
力になれなくて💦
ホテル街の近くで変な人に
声かけられて逃げてるうちに
見失っちゃいました』
私『そんな…!ナナミさんは
大丈夫ですか⁉
お気持ちだけで十分ですので
どうか安全に帰ってください』
ナナミ『ありがとうございます💦
力になれなくてすみません』
善意で動いてくれてる
ナナミさんの身になにか
あったほうが大変に決まってる
私(………ホテル街で
消えたってことは……
やっぱり浮気してるんだなぁ)
あのあたりには風〇店もある
すくなくとも、そういうことを
したいから夫は夜遅くまで
帰ってこないのだろう
それから何度かナナミさんが
偶然夫を見つけた時に
連絡をくれたがやっぱり
素人には尾行は難しいようだった
ナナミ「全然役に立てなくて
すみません……💦」
私「いいえ、こちらこそ
ほんと甘えちゃって…」
ナナミ「おうちではどうですか?
何か変わったことありますぅ?」
私「とくに……ああ、でも
最近潔癖って言うか…
家事にいろんなこと
口出してくるようになって」
あれからも家を綺麗にと
夫の強要は続いていて
壁に傷1つつけないように
気を付けて生活してる
ナナミ「わぁ……大変ですね
離婚考えたほうが……なんて
つい思ちゃう…あ、すみません」
私「いえ……そう思うのも
わかりますから」
帰ってくるのは遅いし
土日に家で何かすれば
文句をつけられるから
私の方が娘を連れて外に出て
いくことが多くなっていた
私「もういっそプロに
頼もうと思うんです…
これ以上ナナミさんにご迷惑
おかけできませんから…」
ナナミ「そんな!
私のことは気にしなくて
いいんですよ…!」
私「でも…」
ナナミ「プロなんてお金も
かかるし高いじゃないですか…?
私もバレるのが怖くてぐずぐず
しちゃってすみません……
大丈夫ですっ今日こそ
私が証拠取ってきますから」
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