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今日から新連載が始まります!
「浮気相手はおとなりさま」よろしくお願いします。
【本編】

夫婦で買ったペアローンの一軒家こだわりの詰まった注文住宅
子育ての環境も良くて
駅も程よく近さで立地は最高
家族で幸せな時間をここで
ずっと過ごしていけると信じてた
私(誰か、嘘だと言って)
背中から冷たい汗が流れては
身体がだんだん冷えていく
帰りの遅い夫につけたGPS
現在地は、隣の家ーー
私は、クミ
夫とは共働きで子どもは
もうすぐ6歳になる
小学校が始まる前に
家を買いたいという夫が
1年前にこの土地を見つけた
夫「すっごく良い場所でさ
これは買っても損ないだろ」
夫の言うとおりだったので
その土地をすぐに購入し
理想の家を建てることにした
そして4ヶ月前、何も知らない
私はこの家で新しい生活を
スタートさせていた
娘「ままーぱぱ
まだ帰ってこないの?」
私「お仕事いそがしいみたい」
娘に笑顔で誤魔化しつつも
私の心は少し不安だった
引っ越してから夫が
もともと帰ってくるのが遅い夫の
帰りがもっと遅くなっているから
私「もうちょっと
早く帰ってこれない?
仕事ってそんなに忙しいの?」
夫「家買ったから
その分働きたいだけだよ
早く返済できればできるほど
老後も安心だから」
私「でも娘も寂しがってるし
子どもなのは今だけなんだよ?」
私「それに、いつも私ばっかで
あなたは家でなんにも
してないじゃない…!」
仕事に家事…保育園のお迎えや
娘のお世話もワンオペ状態
の私も限界を迎えていた
夫「はーーーーー」
ダンッと机に拳の音が響き
思わず身体が固まる
夫「俺は家族のために
頑張ってるのに、その言い方は
あんまりなんじゃない?
人には適材適所があるって
クミも知ってるだろ?」
夫「クミが働いたら保育園の
お迎えいけないから
代わりに俺が働いてるんだよ?
どうしてわかってくれないの?」
私「……ごめん」
夫の圧に押されて謝ってしまう
でも言いたいことはまだあった
私「でもさ…前の家よりここってあなたの職場近くなってるよね?
残業するのはわかるけど…
それを含めても帰ってくる時間
遅すぎるから心配してるの」
夫「別に仕事の量が増えただけ
マジで疲れてるからやめて」
私「ごめん……」
夫「っていうかさこれ何?
なんでこんなとこ貼ってんの?」
夫が指さしたのは
娘が保育園で描いてきた絵
マスキングテープで私が
壁に貼り付けたものだった
私「えっ…娘の絵だけど…?」
夫「いや見ればわかるけど
新しいんだから壁に
べたべた張らないでくれない?」
私「マスキングテープだよ?」
夫「そんなの一緒!
壁が痛むし汚れるじゃんか
っていうか家の雰囲気壊れるから
何にも張らないで?
押しピンもテープも絶対ダメ
せっかく新しいんだから
壁に傷1つでもついてたら
その修理費用はクミが出せよ?」
【次のお話はこちら】
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