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【本編】

義父「これ以上
クミさんたちに
ご迷惑をおかけするわけには
いきませんから」
私「えっ……」
夫「父さん⁉」
探偵費用を出してくれた
だけではなく
●●●万円もの大金を軽く
支払おうとする義父に私と父は
あっけにとられた
私「でも…」
申し出はありがたいが
お義父さんたちにそこまでの
負担を強いてもいいのかと
思う気持ちが伝わったのか
義父は柔らかい笑顔を見せた
義父「気にしないでください
これ以上は我が家の恥です」
夫「父さん…ほんとうに?
すごい助かる…!安心してよ
孫にはすぐに
会わせてあげるからさ…!」
とても助かったという
安堵の息をついている夫に
義父は殺しそうな視線を向けた
義父「勘違いするな…!!
お前のためにすることじゃない」
夫「ひっ……!」
義父「親権はクミさんに
面会の希望はヒロに合わせて
クミさんが考えてください
こいつと会わせることが
ヒロにとっていいことだとは
私には思えません」
義父と並んだ義母も
深く頷いて同意する
私は父と顔を見合わせる
父「クミの好きにしなさい」
父にコクリと頷いて
義父母、そして夫を改めて
真正面から見直した
私「わかりました
ではそちらでお願いいします」
今後どうなるかが決まり
書面に誓約書として
残すことにした
義父「養育費は分割支払い
都度必要な時には増額で
払うような公正証書を
きちんと作りましょう」
引き落とし用の口座は
義父が夫としっかり
管理してくれるらしい
私「わかりました
ありがとうございます」
義父「慰謝料は肩代わりするが
さっきと同様、お前に
残すはずだった金を使う」
夫「えっ……!」
素っ頓狂な声で驚く夫は
呑気にも返さなくてもいい
お金と認識していたらしい
義父「すこしでも私たちの
信用を取り戻したかったら
養育費は毎月欠かさず自分で
きっちり払うんだな!」
義父の圧は私と父も
ビリビリ感じるほどだった
義父「ほら、謝りなさい
申し訳ございませんでした!」
夫「もっ……申し訳
ございませんでした…!」
私「………」
その場に離婚届にサインをし
夫の2回目の謝罪で
その場はお開きになった
残るは公正証書の作成だけ
キョウカともう一人の彼女の
連絡先を夫に自白させると
もう1人の彼女はすぐに
慰謝料を振り込んでくれた
夫の荷物を先に義実家に
送ることにしていたある日
1人の来客がやってきた
キョウカ「ちょっと!!!
いるんでしょ⁉
出てきなさいよ…!」
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