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【本編】
6

義母「帰りも遅いし
クミさんに謝りに行ったなら
いいけどそれもそれで
心配だったし…

それがまあ……こんなことに
なっていたなんて…まあ

本当にごめんなさいね…」

しおしおと申し訳なさそうに
写真を見て義母は父に謝罪する

夫「あ……」

夫「ありえないだろ!
俺は息子だぞ..!!」

ドン!!!!

夫の叫びよりも
父の机を叩く音が大きかった

夫「ひゃっ....!」

父「で?
これのどこが離婚の原因は
なにもないのかなぁ」

夫「あの…その」

父「あのでもない
そのでもないだろ!!

浮気してたんだろ⁉
1年以上うちの娘と孫を
ないがしろにして
君は一体何様なんだ!!!」

しどろもどろな夫に
父が顔いっぱいに
怒りを表して叫ぶ

父「お前の家族は結婚したなら
娘と子どもだろうが!!」

父「元カノの子どもか
何だか知らないが
家族ごっこして
うちの娘をバカにするな!」

夫「すっ……すみません…!
そんなつもりはなかったんです」

私の父に
完全に夫はビビっている

義父「お父さん…本当に
申し訳ございません
リョウ、ちゃんと謝りなさい」

義父「この写真……
1回や2回のことでは
ないんだな?
年末年始もずっと彼女の家で
過ごしていたことは
本当なのか?」

私「ちゃんと答えて」

夫にその場にいる全員の
注目が集まる

夫「ずっと……じゃ
ありません」

父「まだ嘘をっ…」

がたっと立ち上がりそうな
父を私はさっと止めた

私「じゃあそれ以外は
どこにいたの?」

夫はバツが悪そうに
ぼそっとつぶやく

夫「……友達のとこ…」

私「その友達は…この
女性であってる?」

もう一枚の写真を私がピッと
指で挟んで見せる

そこには違う女性と
一緒に家に入る夫の姿があった

夫「………!!」

私「年明けから忙しいのね
それとも年明けだから
忙しかったのかしら?」

年末の土日の休日出勤のとき
キョウカの母は
孫を預かってないと教えてくれた


お義母さんが教えてくれた日
そしてキョウカの母が教えて
くれたリョウが来ると
言われていた日……

かみ合わない日も探偵を
つけてもらえばこの通りだ

これ以上言い逃れ
できるものならすればいい

私「こちらの女性とも
浮気していたっていうことで
間違いないかしら?」


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