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【本編】
5

夫「僕らの夫婦関係は
もともと破綻していたんです
子どものためにもよくないので
別れようと言っただけです」

義父の圧力を受けて
ビビりながらも夫は
一週間前と変わらず
私の父の前で同じことを言う

夫「養育費は払います
きちんと決めますから…」

義父から当たり前だろうと
いうため息が漏れた

義父「愚息が大変 
申し訳ありません
きちんと全て反省させたいと
思っております」

義母と義父が同時に頭を下げ
夫も頭を下げたが
口元がニヤついてる

私(やっぱなにも反省して
ないんだな....)

私は父と義両親と頷きあう

父「聞くがそれ以外に
リョウくんには離婚したい
理由はないんだね?

クミが言うように浮気とか」

夫「もちろんです!

家族のために誠心誠意
働いてきましたし

確かに誤解はあったかも
しれませんが
それは古い友人を助けようと
しただけのことなんです」

夫「逆にお義父さんには
言いにくいですが
クミからはモラハラ的な発言を受けていましたからっ!」

ここで言わないと不利に
なると思ったのか
夫は義父の方を絶対に
振り向かないという意志の元
父に文句を言い放った

私「……じゃあこの写真は
どういうことか
説明してもらえる?」

私は数枚の写真を
夫の前に差し出す

夫「えっ...!!」

夫がキョウカのマンションを
出入りしているところだ

動揺する夫とはよそに
私たちは落ち着いていた

私「写真は探偵に頼みました
あなたが家を出入りすると
ある人に教えてもらったので」

夫「ある人って誰っ…!」

父「誰でもいいだろ…
それよりもこれのどこが
浮気なんかしてないって
言えるのか………」

信じられないと
父は夫を軽蔑の目で見る
義父母は申し訳ございませんと
頭を下げるのを私は止める

私「お義父さんたちにも
ご協力いただき
ありがとうございます」


夫「は………?」

夫は信じられないという目で
義父母を見つめる

義母「あなたなにも言わないし
お父さんとこう着状態
だったでしょう?

キョウカさんと二人で
ふざけたことを言うから

お母さんちょっともう
クミさんに申し訳なくて」

義母「今週仕事始めだったのに
お父さん残業で遅くて
夜いなかったでしょう?

あれね、わざとしてもらったの

お父さん遅いから
リョウに早く帰ってきてって
連絡してたのは
リョウに少しでも
反省してもらえればって
思ったからなんだけど…
帰ってこなかったから
写真撮られても
仕方がないじゃない?」


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