【前回のお話はこちら】
【第1話はこちら】
【本編】

夫「自分のことばっかり
棚に上げてよく言うよ…!
お前だって働きに
出ればいいのにただのパート!
スキルを身に着ける努力も
なんっもしねえ!
そのくせ俺のことを敬いもせず
被害者ぶって……!」
私を罵倒して
調子が戻ってきたのか
夫は義父の方を振り返った
夫「わかったろ?
クミに変にフォローするの
もうやめてくれよな
それに父さんたちと
別に話すことはないから…!」
義母「リョウ!」
義母はさっきの話も忘れたのと
夫を呼び止めるが勢いで
そのまま帰ろうとしている
夫「離婚届だけもらう」
夫は私の鞄の横にある封筒を
止める暇もなく奪い去る
私「返して!」
逃げ帰ろうとする夫を
義父が止めた
義父「帰るぞ」
夫「ちょっ放してよ…!」
義父「帰ると言ったら
帰るんだ」
夫「なんだよ!
家でなんにもしない父さんが
俺に言えることねーから!
稼いでるのかなんだか
知らねーけど
時代がちがうんだから
比べる方がおかしいだろ!」
どうしても義父から
逃げたいオーラが伝わってくる
義父「………確かに母さんの
優しさに甘えてるけどな
母さんに不自由させたことは
一回もないと思ってる」
夫を掴みながら
義父が義母、その次に私を見る
義父「クミさんがもし
お前の言うような男を
ただの金づる扱いするような
ひどい女性だったとしてもな…
自分も同じくらい辛いのに
インフルエンザの
子どもの看病をしてる妻を
ほったらかしにするような
ことで普通出来ないだろ」
義父「命の危険があったかも
しれないのに放置したお前は
男としても許せない」
夫「………!」
義父は静かに怒りを
燃やしていて
恐怖からか
夫はだらりと力を抜いた
義父「クミさん」
義父「ここで話してても
多分埒があかないようです
私から言い聞かせないと
いけないことも多そうですし
また別の日に、ご家族の方にも
謝罪でお伺いしても
いいでしょうか」
確かに私がいるよりも
夫をはるかに反省させて
くれそうだった
私「大丈夫です…
よろしくお願いします」
夫は義父に掴まれたまま
荷物を取りにさっきいた
元婚約者の家まで戻る
義父「だいたいあの子も
どういうつもりなんだ…」
義母「普通の子に見えたのにね」
2人は結婚の挨拶の時に
面識があるらしい
ドアの前で夫を待ってると
よろっとしながら女性が出てきた
義父母の反応を見るに彼女が
元婚約者、そして浮気相手だ
キョウカ「お義母さん、お義父さん
ご無沙汰しております」
コンテスト受賞した作品がYoMuRyでコミカライズ連載が完結しました!
【第1話はこちら】
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夫は義父の方を振り返った
夫「わかったろ?
クミに変にフォローするの
もうやめてくれよな
それに父さんたちと
別に話すことはないから…!」
義母「リョウ!」
義母はさっきの話も忘れたのと
夫を呼び止めるが勢いで
そのまま帰ろうとしている
夫「離婚届だけもらう」
夫は私の鞄の横にある封筒を
止める暇もなく奪い去る
私「返して!」
逃げ帰ろうとする夫を
義父が止めた
義父「帰るぞ」
夫「ちょっ放してよ…!」
義父「帰ると言ったら
帰るんだ」
夫「なんだよ!
家でなんにもしない父さんが
俺に言えることねーから!
稼いでるのかなんだか
知らねーけど
時代がちがうんだから
比べる方がおかしいだろ!」
どうしても義父から
逃げたいオーラが伝わってくる
義父「………確かに母さんの
優しさに甘えてるけどな
母さんに不自由させたことは
一回もないと思ってる」
夫を掴みながら
義父が義母、その次に私を見る
義父「クミさんがもし
お前の言うような男を
ただの金づる扱いするような
ひどい女性だったとしてもな…
自分も同じくらい辛いのに
インフルエンザの
子どもの看病をしてる妻を
ほったらかしにするような
ことで普通出来ないだろ」
義父「命の危険があったかも
しれないのに放置したお前は
男としても許せない」
夫「………!」
義父は静かに怒りを
燃やしていて
恐怖からか
夫はだらりと力を抜いた
義父「クミさん」
義父「ここで話してても
多分埒があかないようです
私から言い聞かせないと
いけないことも多そうですし
また別の日に、ご家族の方にも
謝罪でお伺いしても
いいでしょうか」
確かに私がいるよりも
夫をはるかに反省させて
くれそうだった
私「大丈夫です…
よろしくお願いします」
夫は義父に掴まれたまま
荷物を取りにさっきいた
元婚約者の家まで戻る
義父「だいたいあの子も
どういうつもりなんだ…」
義母「普通の子に見えたのにね」
2人は結婚の挨拶の時に
面識があるらしい
ドアの前で夫を待ってると
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