※引き続き夫目線です※
ミサ「何言ってんの⁉
こっちは嵌められたんだよ⁉
被害が増えるまでに
逃げるでしょうが普通!
っていうか待ち伏せとか
怖いからやめて」
ミサが怖がるから手を離す
こっちが悪いみたいだ
夫「ミサが無視するからだろ…
昨日の男誰なんだよっ」
ミサ「別に誰でもないしっ」
ミサはしらっと何事も
なかったように話し始めるけど
いつもより不機嫌なのがわかる
ミサ「っていうか奥さんから
内容証明来たんだけど
ケイくんが私の住所
勝手に教えたの⁉」
夫「そんなことしてない!」
ミサ「あっそ…まあもう
送られてるから同じだけど
ほんと最悪ーーー
私浮気とかそんなつもり
なかったのわかる?だから
ケイくんお金持ってるでしょ?
私の代わりに払っといてよ」
【カワリニハラットイテヨ】
数百万単位なのに
どうして軽々と言える
精神にさすがにドン引きした
夫「はっ払えるわけないだろ!
俺だって同じくらい
請求されてるんだぞ⁉」
それだけじゃないミサに
課金して使った共有財産の分
までクミに返さないといけない
ミサ「えーーー?だって
ケイくんのせいじゃん
奥さんいないとか言って
カメラの確認もしてないくらい爪甘いんだもん
こっちは被害者だよ」
夫「なんで…だって」
浮気は1人じゃできないのに
どうして被害者ぶるんだよ
ミサ「っていうかさっきから
お金お金お金って……
返せとかも言ってたよね?
それはいくらなんでも
ケチすぎるよ」
夫「!」
ミサ「くれたならもう
ミサのものだし」
ミサ「ケイくんがいくら
くれたかわからないもん
ま~みんなと同じくらいかな」
夫「あ、あんだけ俺に
使わせといて……⁉」
ミサ「どっちかっていうと
配信の時以外にお小遣いくれる方が嬉しかったけど?
ケイくん課金ばっかなんだもん
あれって私もらえる額
3割くらいだし~」
夫「俺は応援して…
ミサがもっと有名になった
ほうが嬉しいと思ったからで」
ミサ「えーー?そんなこと
一言も言ってないよね?
アイドルとかめざしまーすって
いうとみんな応援してくれて
『推し』やすいでしょ?
ただ単純にお金稼ぎに
使ってるだけだし
そういうとこほんと
ケイくんは鈍いよね~っ」
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