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※引き続き夫目線です※
夫「ミサっ…」
配信じゃないミサの声
付き合ってる俺だけが
直接聞こえる特権…っ!
ガチャっ
夫「っは……?」
オートロックは空いてない
もう1回チャイムを押す
夫(嘘だろっ……!
さっき出たじゃんか…!)
何回押しても押しても
ミサは出てこない
誰かが入るときに一緒に
入ろうと思ったけど
誰も通り過ぎない
夫(なんでだよっ……!)
するとエレベーターから
男が一人おりてきた
男「お前さ、ミサが迷惑なの
わかんない?」
ミサと同じ家にいたのか?
俺よりも若くてでかい男が
まっすぐ俺に話しかける
夫「はっ⁉誰だよ…」
男「誰でもいいだろ
まあ兄貴ってことで
これ以上家に来たら
通報するぞ」
絶対兄貴じゃないだろ!
男「ミサは迷惑してるから
怖がらせるのダサいし
大体アンタミサの何なの?」
夫「俺はミサの彼氏だ!
付き合ってるのに
家に来て何が迷惑なんだよ!
先週だってなぁ!」
男「ぷっ……かわいそ
おっさんマジにさせんなよな」
男「ミサにとっては
お前はただのパパの1人だろ
そういうのいっぱい
いるみたいだし」
夫「ぱっ……⁉」
パパだって……⁉
年齢だって2,3個しか
変わらないのにそんな
男「おっさんはおっさんだろ
とにかくもう来るな!」
男は俺が出ていくまでずっと
動かず見張ってて
途中で住民も帰ってきたから
俺は帰らざるを得なかった
車の中に入って、1人になる
夫「あんだけ課金したじゃん…
話し合うこともさせて
くれないのかよ……」
どこにも行く気になれないし
ミサのことも許せない
明日は会社を休もう
夫「ミサに直接聞かないと」
そして翌日昼過ぎにマンションから1人で出てきたミサを
俺はすかさず捕まえた
ミサ「きゃっ……!!
やめてよ、たすけて!」
夫「何が助けてだよ…!
なんで俺を無視すんだよっ
あんだけ金あげたじゃんか…っ
返せよ、金!!」
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