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義父「浮気だと言われて
慌てて来てみれば……
それなら息子の
言うことも納得できます」
私の実家で私、両親
弁護士そして義両親に挟まれる夫は意気揚々として
妹は隣の部屋で待機してる
義父「まったくお前が
勘違いなんかするからだぞ
こっちが出向く必要なかった」
義母「……だって…」
バツが悪そうに義母は私と
義父を交互に見た
2日前、夫は義実家に私と
両親たちが行くとだけ
義両親たちに伝えたらしく
変に思った義母が私に連絡
してきたのが昨日の話だった
義母『私たちが向かわせて
いただいていいかしら』
そして義母と義父に連れられる
形で夫はやってきたのだけど…
夫と私が事情を離すと
義父の顔色はがらりと変わった
義父『不妊治療もしてない
子どもを作る努力を放棄する
ならそれは息子が浮気して
子どもを作ろうとしても
おかしくない』
という考えらしい
義父「まあ近所のうわさに
されても困るからいいが…」
義父の言い分に義母が
小さく安心したのがわかった
お義母さん自体は罪悪感を
感じているように見えるけど
義父は夫ケイタとまるで同じ
どこまでも自分たちが悪いとは
思ってないんだという
態度に怖くなる
父「うちの娘は病気で子どもができにくくなったんですよ」
父「誰にも予測できないことで
誰も悪くないことを
どうしてケイタくんにそこまで責められるかわかりません」
義父の態度に父の声が
静かにあらぶっていく
母「私も、娘の苦しみに
何一つ寄り添わないのに
お金の問題すらも押し付けて
あげく不倫して
謝ることもしないとは
いくらなんでも失礼では⁉」
義父「別に息子をかばってる
わけではありませんよ
ただ妻からは不妊治療を
頑張っていると聞いてたので
こちらもがっかりしたんです」
義母からちゃんと話して
と促されるような視線を感じる
私「本当のことを伝えると
お義母さんたちが
ガッカリされると思いました」
私「不妊治療自体にも
迷いはありましたし…
なにより身体の負担だけじゃなく費用まで全部負担しろと
夫に言われたので……」
義父「君が悪いんだから
あたりまえだろう!」
父・母・私「!」
義父「夫婦の問題だと思って
今まで口を出さなかったのに
まさかそこまで
つけあがってるとは」
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