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【本編】
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兄「躾……ですか できていないのは どっちでしょうか?」 義母「はっ?」 兄「僕と妹は年齢が 離れてますが両親は しっかり妹を育てたと 僕が思うくらい礼儀と 常識を持ち合わせた 人間だと思いますけどね」 兄は何も言わない夫を睨む 兄「コウタくんさ さっきからずっと 黙ってるけど なんで自分の口で 説明しねーの? お義母さんだけさっきから 状況飲み込めてなくて 話がややこしくなるんだけど それともさぁ自分で言えない位 恥ずかしい状況だって 自分で思ってんの?」 義母「なに…?なんですかっ? さっきから失礼ね…! クミさん同居がイヤだからって お兄さんに泣きついたの? 私たちは助けてあげたい だけなのにどっちが 恥知らずだか……」 兄「そんな助けいりません 妹は1人でも子どもを 立派に育てられますよ」 義母「だからねぇ… 口を出さないでいただける? クミさんはもう お嫁に来たんだから お兄さんの家族 じゃないんですよ? そこ、わきまえて行動しないから引っ越し当日にこうやって 迷惑をかける妹さん になるんでしょうが」 義母の暴言がこれだけ エスカレートしても夫は何も 言わず震えたまま 真っ青になっていくだけ 変わらない夫の態度を 見かねた兄が呆れたように 仕切りなおした 兄「そうですね 家族の問題は置いておいて… 家主として話をしましょう」 義母「…家主?」 兄「はい ここは俺の持ち家ですので 住むのは諦めて下さい」 義母「……は、はぁ⁉ ここはクミさんの家じゃ…」 自分の娘と息子のおかしい様子を見てようやく理解できたらしい 兄「コウタくんの口から 話した方が混乱されないかと 思ったんですけど… なっ……かなか自分 で言い出さないので 驚かせてしまい 申し訳ないです」 義母「ちょっと… クミさん本当なの⁉ 何で言わなかったのよ⁉」 私「言う必要が そこまでありましたか?」 住んでる家が賃貸か持ち家か 誰が家賃やローンを払ってるか まで説明する理由が見当たらない 私「私が住めないと 言っていたのは こういう理由です」 私「まさかこんな風に 引っ越しと同居を強制するとは 思っても見ませんでしたから 私も対応が遅れてしまって 申し訳ないと思ってます 兄にも相談しましたが この家にもう住むのはよくない という決断になりましたので ああ…表の引っ越し業者の 費用は残念ですけどご自分たちで お支払いくださいね?」

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