【第1話はこちら】


【前回のお話はこちら】

【本編】
8

義妹「おにいちゃん!!!」 甘ったれた義妹の声が響く 夫はうんともすんとも 言わずに黙っているだけ 私「なんともできないから 何も言えないんでしょう」 出てしまう本音に 夫がピクリと反応する 夫「……勝手に出ていって いきなり離婚って騒いだのは お前なのに」 私に侮辱されたのが よほどイヤだったらしい 夫「お前が拒否らなきゃ いい問題なのに 馬鹿にしやがって…! なんだよその言い方っ!」 抱っこ紐に子どもを抱いた ままだったことを後悔した この子の記憶にこの言い合いが 残ってしまうかもしれないから 私「上手くいかなかったら 大きな声を出せば 思い通りになると思った? 残念だね…… どうにもならないよ?」 兄のいる手前それ以上のことが できないのは夫も義妹も同じ 私「リエ(義妹)さんもさ… 子どもじゃないんだから 少し考えればわかるでしょう」 私「人の物を欲しがるのは いけませんって そこはお義母さんに 教わらなかったの? あ、ていうか保育士の勉強で そういうときの宥め方とか 諭し方勉強してないの?」 声を荒げて媚びていた義妹が かあっと赤くなる 大人が注意されて 恥ずかしいことを 注意されたのだから当たり前だ 兄「とにかく…もう この家に居座られちゃ困るんだ 引っ越しって言ってたけど 家に荷物入れさせないから 早く連絡したほうが いいんじゃないの?」 義妹の方がはっと して焦り始める 義妹「うそぉ…最悪…」 兄「コウタくんもとりあえず 簡単に荷物まとめてくれるか」 夫「出てけって…こっちは お兄さんの家ってことも 知らなかったんですよ こんなの詐欺で横暴ですよ」 もともと自分の家じゃないのに こちらを悪者扱いする 兄「……大きな荷物は今日業者 呼んでるから持っていけよ 家財道具は相談してくれ いきなり家がなくなっても 困るのが普通だろうけど…… 俺は次の家が決まるまでの間も ここに住むのは許さないぞ?」 兄「1ヶ月もあれば住むとこは 確実に見つかるだろ 家を追い出されても やろうと思えばなんとかできる ホテルだってなんだって 今の世の中はあるんだし 俺の妹も子どもを連れた状態で そうしてんだから 君ができない 理由がないだろ?」
【次のお話はこちら】

ーーーーーーーーーーーーーー
\各お話のまとめはこちらから


コンテスト受賞した作品がYoMuRyでコミカライズ連載が完結しました!
【第1話はこちら】

【お話を(全16話)を完結まで読みたい方はこちらへ↓】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
更新通知のお知らせが届きます!
よかったらぜひダウンロードしてみてください!
ライブドアアプリで読者になる

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー