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※夫目線で進みます※
夫「こんな献身的な夫と
離婚できる理由があるか?
子どものためを考えろよ」
クミの兄「なるほどなぁ…」
クミ「………」
くくっ黙ってる黙ってる
所詮クミがあげる離婚の理由は
しょうもないものばかり
友好的な態度をとれば
クミに俺が悪いと指摘できる
ところは一つもないんだ
クミ「お義母さんも
リエ(義妹)さんも
サポートなんて言い方
じゃなかったのに図々しい…」
ボソッと呟いた
言葉が気に入らない
夫「それはクミが自分のこと
だけ考えてるからだろ?
俺だって子どもの
こと考えてるのに
なんでもかんでも敵意を
むけるのはやめてくれよ」
クミの兄「2人の
言い分はわかった」
夫「すみません
あとは夫婦の問題ですし
そろそろ帰っていただけますか
引っ越しで忙しくなるので!
いてて…僕の腕もこんなんですし
つもる話はありますが
また落ち着いたらクミと家族で
そろっておもてなししますね」
クミの兄「そのケガ…
あそこの窓を割ったときに
傷つけたのか?」
クミの兄が言いにくそうに
聞いてくるので模範的な
夫として答えておく
夫「ああ…勝手に
家の鍵を替えられたんで
こうするしか
なかったんですよ
クミはヒートアップしがちな
ところがあるので…
ま、でもそこも夫として
これからも頑張ります」
どうだクミ?
ここで兄に縋ればただのブラコンだぞ?
クミの兄「そうか
お前が自分で割ったんだな」
夫「⁉ちょっと
お義兄さん…⁉なんですか」
クミの兄がなぜか俺の腕を
いきなり力強くつかんだ
こいつ…!暴力沙汰でも
起こすつもりか…⁉
そこまで妹がかわいいのか
やってもらって当たり前の
クミが育った理由がよくわかる
クミの兄「このまま警察行くか
そのほうが話早そうだけど」
夫「いっったっ…!
放してくださいよ…!」
ケガした方とは反対の腕だが
強く握られすぎてる
クミ「…お兄ちゃんに任せる
面倒じゃなかったら
そうしてくれたらいい」
義妹「警察⁉こっちだって
呼んでもいーんだからね⁉」
義妹「おにーちゃんが自分の家に
帰ってきただけだから!
それだけで暴力振るうって
ありえないでしょ!」
妹がスマホでぴろん!と
動画を撮り始めた
義妹「ほらっなにかすれば
それで訴えてやるから!」
いいぞ…!このまま撮ってくれ
クミから離婚できないような
理由にしてやるから…!
クミの兄「お前ら
ずっと何言ってんの?」
夫「え?」
クミの兄「ここの家の鍵を
変えてもいいって許可
出してたのは俺だし
自分の家に入ってくるやつを
追い出そうとして何が悪いんだよ
妹がイヤならもうお前らは
招かれざる客ってこと
まだ理解できないわけ?
ここは俺の家なんだよ」
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