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私「それじゃもう遅いから
あなたの荷物はあとで
実家に送ってあげるね
離婚届は一応置いてあるけど
…あっごめん。入れないか」
夫「なっ……」
私「また書き直して
あげるからおやすみ」
電話先でまだ喋る夫の声を
無視して電話を切り
そのままアプリを起動する
家を出る前に私がしたことは
鍵を丸ごと変えること
そして玄関に監視カメラを
つけること
暗視カメラのおかげで
しっかり夫だと判別できる
玄関を思いっきり蹴って
怒鳴りつけてるようだ
私「うわぁ……」としか
言いようがない
漫画を読んだり
ショート動画を見たりしながら
ちょいちょい夫の行動を
見ていたが10分もたたない
うちにいなくなっていた
私(実家にでも帰ったかな)
義妹と義母に最悪の
土産話を持って
その日は久しぶりに
よく眠れた
翌朝、兄が車で私を
迎えに来てくれたので
そのままいったん家に
向かうことした
私「引っ越し…
取りやめてると思う?」
兄「わからん
まあでも業者
呼んであるんだろ?」
私「うん。夫荷物だけ
とりあえず持っててもらう」
兄「俺がしばらくそっちに
いてやってもいいけど
昼間はどうしても
1人になるしな……
やっぱりウチに来るか?」
私「ありがたいけど
奥さんに悪いし…
子どもが小さいから
いろいろ気を使わせちゃう
私も奥さんも休まらないと思うから気持ちだけもらっとく」
兄の奥さんはとてもいい人で
気が付くからこそ
そこまで負担を強いたくない
私「今日にでも内見行って
もう家決めちゃおうと思って」
昨日さっそく目星を
つけていた部屋を兄に見せる
私「保証人とかだけ
お願いしてもいい?」
兄「じゃ家決まる間だけでもいろ
余計な金かかるだろ…」
兄「ん。電話繋がってるから」
半ば呆れてる兄と電話で繋げられた兄の奥さんにダメ押されて
結局家が決まるまでは
兄の家に居候することになった
私「ありがとうございます…
すみません家の審査が
通るまでの間なんで…」
兄嫁「大丈夫大丈夫
ウチの子たちも喜ぶから」
まだ10時過ぎくらいだったのに
家の前には夫の車
そして家の中から声がした
夫と義妹が騒いでる
鍵はするりと開いたから
窓でも割って入ったのかと思うと
単純に恐ろしくなった
私(するかもって思ってたけど
ここまでするとは…)
兄「入るぞ」
私「うん……」
兄「人の家で勝手に
何してるんですか?」
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