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【本編】
9


夫「よーし!じゃあ
同居の前祝いにうまいもんでも食いに行くか!」

義妹「さんせーい!」

義母「いいわね
明日からのごはん最初は
期待できないだろうし」

義妹「だねw
あっクミさんは来ないでねー
掃除大変でしょうから」


私「…リエ(義妹)さんが
子どもを見てくれるんじゃ
ないんですか??
その間に掃除終わらせようと
思ったんですけど……」

義妹「え…?別料金かかります
けど大丈夫ですか?」

ふざけて真面目な口調になり
義妹はすぐに自分で笑いだす

義妹「ふふっ
甘えないで下さーい」

夫「じゃ行くか」

義母「ゆっくり食べたいしね
そうだ、コウタ実家に寄って
持っていく荷物分けてくれる?
あなたの荷物まだ残ってるのよ」

夫「えー仕方ないなぁ
そんなにあったけ?」

義母「たくさんあるわよ~
じゃあ孫ちゃんまた明日ね~」

有頂天で出ていく夫と義母たちを
私は終始笑顔で見送った

私「……やるか」

まずは業者に電話して
次に一番必要な荷物を
まとめていく

離乳食が終わった後でよかった
片づける時間が短縮できる

そしてPCを開き数枚の
紙を印刷して
1ヶ月前に念のため買っていた
物を玄関に取り付ける

私(今は便利な時代だなぁ…)

業者がやってきたのは
2時間後だった

夫たちはまだまだご飯を
食べおわったころくらいだろう

義実家に行くと言っていたし
帰ってくるのは明日になるか
今日になるかわからない

私(まあ私にはそんなこと
どうでもいいけど)

業者「終わりました
これでいいですか?」

私「はい。問題ないです」

当面の荷物を詰め終わっていて
スーツケースと手荷物
1つに収まった

ベビーカーも持って
いきたかったが
これ以上は荷物が多すぎる

私(また後で
取りにくればいいか…)

最後に印刷した緑の紙に
自分の名前を丁寧に書く

夫がこれを見つけられるか
わからないがもし見つけた時は
夫の立場がより悪くなるだろう

駅まで何とか行き
とりあえず今日はビジネス
ホテルに泊まることにした

私「…ごめんなさい
言う通りになっちゃったかも」

唯一の頼れる存在の兄に電話を
すると明日の朝わざわざ迎えに
来てくれることになった

兄「いいよ。気にすんな」

いつも通りの時間に
子どもを寝かしつけようとする

場所が違うから寝ないかと
思ったが大きくなって
動きが増えたからか
いつもよりも早く寝てくれた
夜の21時半
寝落ちしかけている私に
夫から電話がかかってきた

夫「おい!いるんだろ⁉
早く鍵開けろって!!」



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