スカッとクミさん!戦う女の物語へお越しくださり
ありがとうございます。

当ブログでは、実話をもとにしたフィクションとして、
現代を生き抜く戦う女性に送るストーリーを投稿しています。

今回は、Threadsで連載中のお話です。
(投稿に合わせて毎日1話先読みできます)

【第1話はこちら】

【前回のお話はこちら】



21
【本編】

私「…は?
レッテルってどういうことですか?
あの検査結果は本物ですよ

子供も元夫も検査したから
妹に慰謝料を請求
してるんじゃないんですか?」

元義母「息子が不妊な訳ないでしょう
変ないちゃもん付けないで
子供のDNA検査しかしてないわよ!」

元義母の発言と妄信的な瞳に
ぐらんと足元が揺れる

私(こわい…ほんとに自分の都合のいい
ことしか信じない人なんだ…)

私と夫に検査をさせたのは元義母なのに


やはり一刻も早く
この場を立ち去るべきだ

次の瞬間、私はダッシュで
自宅めがけて走り出した
元義母はなにかいいながら
私に向かってくるけどそんなの知らない

バタバタとマンションに駆け込み
オートロックの中に入る私

私(ここに来たなら住所も
バレてるんだろうし…一緒でしょ)

元義母はオートロック前で騒ぎ
ずっと私の家にチャイムを鳴らし続ける

すぐさまチャイムの音量を下げ
私は警察に電話…

元義母はパトカーで連れていかれ
私は事情を話す

元義母に捕まれた腕は
痣になって残っていて

マンションの監視カメラにも
駆け込む私と追いかけ私の名前を呼ぶ

元義母がしっかりと映っていたことで

私は警察に接近禁止命令の申し立てをし
弁護士を通して治療費を請求


多めに支払われた金額は
元義母か…
それとも元夫からの口止め料なのか

そして数日後
今度こそ安住の地で暮らせるかもと
ほっとしていた私の元に

見知らぬ番号から電話がきた

妹『おねえちゃん…!

助けて…!

私にお金貸して!』


私「えっ…マイ…⁉
なんで…⁉」

久しぶりに聞く妹の声に
私は驚いていた

スマホも変えたしLINEも
違うアカウントを作った
SNSもやってないのにどうして…?

妹『ああ…まあいろいろね』

私「はあ…?なにそれ…気持ちわるい」

妹『別に?
お姉ちゃんの友達に頼んで
教えてもらっただけ~
『どうしても謝りたいから』って
言ったら頑張れって言ってくれたよ♡』

私はすぐさま妹の泣き落としに
言われそうな友達は誰かと思いめぐらせる

私(最悪…もうこれからLINEしか
教えないようにしよう…)

妹『まあいいじゃん!
それより助けてよ。
〇〇〇万でいいからお金貸して』

私「なんで…?
そんな大金…貸すわけないよ」
どうして私が助けないといけないの?」


【次の話はこちら】
明日の更新をお待ちください



【連載中のお話はこちら】

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