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【本編】

ひょこっと頭を出して
そのまま義姉は硬直した
義姉「え…………
お、お母さん……?
えっ………なんで?」
混乱しているときに
出てくる言葉と反応が同じ
さすが姉弟と言ったところか
義母「『なんで』
じゃないわよ…!」
義母「あなたたち…っ
一体2人でなにしてるの⁉」
キーンと義母の叱りつける
声が廊下に響いた
夫「か、母さん、静かにっ…」
義姉「…っ…っ⁉」
義母「いい大人がほんとに…
ああ…自分の行動を
恥ずかしいと思いなさい!」
義姉「え…なに⁉」
夫「母さん黙って…!」
義姉「なにごと…?
なんでお母さんが…」
夫は近所迷惑と言われるのが
イヤなのだろう
義姉はなぜ義母に叱られて
いるのかすらわかってない
私「実の母親に怒られるのは
どんな気分ですか?」
義姉「あんた…!
もしかしてお母さんに
告げ口したの……⁉」
ようやく私の存在を
認識したと思えば
とんでもないことを言い出す
義姉「弟が他の女に走ったのは
自分に魅力がないからじゃん!
必死になって何なの今更!」
私「あのですね…」
説明してもこの義姉に
理解ができるのか…
私「ま、いいや
お義母さん、とりあえず中へ」
夫「えっ…いや
それはちょっと…」
私「は?」
夫「その友達が来てるから
とりあえず後で…」
ごにょごにょと家に入ることを
拒む夫にイライラする私を
義姉がさらに逆なでする
義姉「そーよ!
空気読みなさいよ!」
義母「お姉ちゃん!」
義母の声で義姉は身を震わせる
義母「黙りなさい」
夫「でもっほんとに困るんだ
友達って言っても
仕事関係の人だから…!」
私「仕事関係の人なら
なおさらご挨拶しないと」
ごたごた御託を並べる夫を
無視して私は家の中に入ってく
義母「お邪魔するわね」
部屋に入るといくつかの手料理
のほかにおしゃれな総菜と
お酒が並んでつまんでる
男女数人がいた
カメラのアングルを細かく
撮っているところを見ると
夫のバツイチ独身男のSNS
アカウントの繋がりだろう
男「あ、こんにちはー」
女「あれ?夫さんは?」
私「こんにちはー初めまして
夫の妻、クミです」
男・女「えっ??」
私「おもてなしできなくて
すみません
私の家でパーティが
あるなんて知らなかったので」
独身と聞いていた彼らは
顔を見合わせる
視線は私を止められず大量の
汗を流す夫に向けられた
私「どういうことなのか皆さんに
説明してくれる?」
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