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【本編】

私「本当です」
義母「そんな……」
コーヒーを飲みながら
うつむきがちに義母に頷く
私は相談したいことがあると
義母をランチに呼び出していた
私「お義母さんにはとても
良くしてもらっているので
こんな風にお伝えすることを
とても悩みました」
義母「そんな……
当たり前だわ……」
私「ちなみにこちらが
夫の浮気の証拠です」
私は動画をスクショした
写真と夫のLINEの数々を
まとめた資料を義母に見せる
義母「……」
義母は黙って資料を
じっくり見てくれた
私「それとこれが
肉体関係を裏付ける
決定的な証拠になります」
義母や周り人に配慮して
データはUSBに
そして写真は茶封筒に入れた
義母はそおっと封筒を受け取り
震える指で少しだけ
開いて中身を見た
義母「……わかりました
うちの子が大変
申し訳ないことを…」
座ったまま頭を下げる義母
どうしてこの人から
あんな姉弟が育ったんだろうか
疑問でしかない
義母「クミさんの気が
済むようにしてください」
私「そのつもりです」
実は私が夫と出会ったのは
義母がきっかけだった
仕事先で義母と知り合い
義母を迎えに来た夫と
話が弾みそこから
少しずつ付き合うようになった
交際しているときはなんだか
気恥ずかしくて内緒にしてて
結婚の挨拶に行ったときは
ずいぶん驚かれたものだ
いや…いい人だからこそ
夫も義姉も受け取ることが
あたりまえなワガママに
なったのかもしれないと
今では思う
私「私もショックが大きくて
夫が私を裏切っているとは
思いもしなかったんです」
浮気に気づいた経緯
そして義姉と夫のたくらみ
夫の行動も義母に話した
義母「あの子(義姉)には
もう迷惑かけないでって
注意していたんだけど
…ごめんなさい」
私「再構築も少しは考えました
……でもムリです」
私「浮気がバレてすぐ
反省もせずにほかの女を
探そうとしている夫に
最後にお灸をすえないと
私の気が済まないんです」
義母「……私にできることが
あるなら教えてくれる?」
私を見つめる義母の瞳には
やはり、一点の曇りもない
そうしてくれると
期待していたから
今日この日に時間をとってもらった
私「お言葉に甘えて
お義母さんには、3つ
してほしいことがあるんです」
義母と打ち合わせをして
私と義母は1人の女性と合流する
綺麗な20代OL風の女の子
髪型も特別料金で似せて
もらったレンタル彼女に
彼女「はじめまして。今日は
よろしくお願いします!」
私「こちらこそ
よろしくお願いします
短い時間ですみません」
彼女「いえいえ!
それじゃあ私の名前は
【ミク】でいいんですか?」
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