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【本編】

義姉「⁉」
会ってなかったので
義姉がこれだけびっくりしてる顔を見るのは久しぶりだ
その間に私がこうやって
言い返す人間だということを
忘れてしまったらしい
私「ねえ、なんで
お義姉さん来てるの?
私、家には勝手に呼ばないで
って前に言ったよね?」
義姉の存在をスルーして
ごはんを並べようとしていた
夫にズバリと聞く
夫「えっと……それは
姉ちゃんが来てくれるって
いうから……だから」
私「だからなに?
メールだって電話だって
私に一言いうくらい
できたでしょ」
夫「でも、姉ちゃんが…」
助け舟を求めるように
夫は義姉を見る
義姉「そうよ
弟の家なんだから
クミさんの許可がわざわざ
いるわけないし!」
私「私の家でもあるわけですよ
お義姉さんも、お義姉さんで
少し気をつかうことを
覚えてくださっても
いいと思いますけど」
義姉「はぁ⁉」
私「お義姉さんも
結婚してますよね?
その態度でいつもいたら
旦那さんのご家族に
ずいぶん嫌われてるんじゃ
ないですか?」
義姉「そんなことないし!
それこそアンタに
関係ないでしょ⁉」
私「じゃあ親戚の皆様は
特に優しい人たちなんですね」
えーよかったですねーと
わざとらしく驚いてみせると
義姉はぷんぷん怒り始める
義姉「相変わらずイヤな子…!
その態度改めたら⁉」
私「お義姉さんこそ
改めてください
私がどうしてお義姉さんを
呼ぶときに声をかけて
ほしいのかわかります?」
理由を知っている
夫はぎくりとした
私「お義姉さんが私の物を
服でもなんでも
物色するからですよ
そんな手癖の悪い人間に
家の中にいてもらいたくないと
思うのは当たり前のこと
じゃないですか?」
義姉「そんなことしてないし
クミさんが出しっぱなしに
してたんじゃないの?」
私「いいえ?
私綺麗好きなので
きっちり片づけてましたよ?
家に帰ったらびっくりしました
こんなことする大人が
いるんだってことに」
義姉「ちょっと
見ただけじゃない!」
もし「ちょっと」だとしても
勝手に触られること自体が
イヤなことがこの義姉には
伝わらないのだろう
私「だからお義姉さんは
できるだけ私のいないときに
来てほしくないんですよ
まあいる時にも
来てほしくないですけど」
ストレートに言いたいことを
言うと義姉の顔は
怒りで紅潮し始める
義姉「頭きた……っ!
性格悪すぎ……!
だから弟に浮気されるのよ!」
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