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【本編】

私「ん…?どういう意味?」
夫「いや……
今日はちょっと
買いすぎっていうか…」
聞かれていることに気づいた
夫はバツが悪そうに話す
夫「もう一度2人で
やっていこうって決めたのに
こんなにお金使われるのは
ちょっと俺も辛いなって…」
私「ええ…でもさっきは
良いって言ってたから」
こういうときだけは
本当に予想以上の
行動をしてくれる夫の
クズさにはむしろ尊敬する
夫のすべてを掴んで壊すために
泳がせている私だからいいけども
あまりにも勝手な言い草だとは
わからないのだろうか
夫「いや、それはそうなんだけどこれはさすがにさ…」
夫「選んだもの全部
女っぽいっていうか…
クミの趣味だから
もうちょっと俺の意見
反映してくれても
よかったんじゃないかって
ちょっと思っただけだよ」
今の家はシンプルモダンな
家具と雑貨で彩られている
これは2人で住みやすい
家のためにと私がかなり
真剣に選んだものだ
そして夫のSNSアカウント
【○○|バツイチ男の
シンプル生活】で
たーっぷりと写真も動画も
使われているところ
新しい家具を買うのは
いいとしてもこんなに
女性のイメージが強い
模様替えは
考えてなかったのだろう
私「ああ…ほんとだね
ごめん気づかなかった💦
私も無意識のうちに
ちょっと警戒
しちゃってたのかも」
夫「…警戒?なにを?」
普段は使わない敵意を表す
パワーワードに夫がたじろぐ
私「もし……あなたがもう一度ここに女を連れ込んだら
どうしようって」
夫「そんなことしないよ…!
え、だから俺昨日から
クミのためにって変わろうと
してるとこじゃん…!」
心外だ…!と夫は辛そうな
声をいとも簡単に出してきた
夫「昨日の今日でそんな風に
言わなくてもよくない⁉
もっとしばらく様子見てさ…
俺が怪しいとか
信じられないとか思ったなら
わかるけど…!」
私「うん、うん
でも私も昨日の今日だから」
夫「…ッ!……ごめん」
自分で言っておいて
私の気持ちは理解してないらしい
私「今ある家具は辛いことを
思い出すから荷物が届いた物から
全部捨てさせてもらうから」
私(そうすればあなたはSNSに
あげられなくて
とーーっても困るでしょう?)
夫「………わかったよ…
でも勿体ないから
誰かに売るとかさ…」
夫はしぶしぶ頷く
私「それはいいよ!
そのお金は全部私に頂戴ね
あ、あとこれを機会に
お小遣い制にさせてもらうから」
夫「えっ……そんな困るよ
俺にも付き合いがあるし…!」
私「昨日の今日って言ったでしょ
拒否したらどうなるか
もしかしてわかってないの?」
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