【第1話はこちら】

【前回のお話はこちら】

【本編】
1

親戚「脅迫って
…そういうこと⁉」
「ありえない…」
「そこまでする…？」

その場が騒然とする

私「これちなみにその時の
映像ですけど」

義母が近所迷惑な大声で
叫んでいるところ
ドアに足をねじ込んだ義母に
腕をひっぱられ
強く掴まれたところ…

義母『警察が来ても
悪いのはあなたなのよ？
いいから早く出てきなさい！』

という音声もばっちり添えた


私へのホテル代50万円の請求で
まさかそこまでしているとは
流石に思わなかったようだ

義母・夫「………！！！」
義父「おまっ……俺の見てない内にこんなことしてたのか⁉」

車から唯一降りてこなかった
義父が義母たちを
ここぞとばかりに怒鳴る


義母「これはクミさんが
出てこないからわるいのよっ
それに盗撮だし…！！」

夫「そうだよっ
警察来ても別になんにも
なかったからこんな…」

言い訳する夫と義母を次に
叱りつけたのはおばさんだった

おば「いいから！！！
今すぐ謝りなさい！！！
こんなことして謝罪も
したくないなんて甘えたこと
抜かしてるんじゃないわよ！」

義母「ね、姉さん…！」

おば「だいたいあなたも！」
おばさんは義父に向き直る
おば「当事者のくせに
自分はちがうみたいな
態度とるのやめなさい！
はぁ……弁護士呼ばれて
当然だわ………」

義父「………！！
いやいや…
お…俺たちは別に…ね？」


義父「そんな大事にする
つもりはないんですよ

というか……そちらの
ご両親は少々過干渉では？

俺たちの世代は一度嫁に
出したら家に帰ることすら
恥ずかしいとされてましたけど
甘すぎるんじゃないですか？」

義父「弁護士を使って
話って……ねぇ……？」

態度の変わりように全員が
呆れる空気を感じているだろう

父「私はそうは思いませんが」

穏やかな口調だが
父と母がこの場の誰よりも
怒っていることは一目でわかる


【次のお話はこちら】

ーーーーーーーーーーーーーー
＼各お話のまとめはこちらから／


コンテスト受賞した作品がYoMuRyでコミカライズ連載がスタートします！
漫画版を読みたい方はぜひこちらへ↓
【第1話はこちら】

【お話を（全16話）を完結まで読みたい方はこちらへ↓】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
更新通知のお知らせが届きます！
よかったらぜひダウンロードしてみてください！
ライブドアアプリで読者になる

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー