今回は【戦う娘の物語】です!
いつもと違った物語をお楽しみいただければ幸いです。

※主人公の名前は今後クミで統一します。

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【本編】

毒親17

母と離れてから私は
高卒で入社した会社で
せっせと働いていた

私(学歴はないなら
手に職をつければいい)

仕事で必要な資格を取って
仕事終わりにはほかの資格の
勉強をする毎日


母の雑音が聞こえないだけで
いつもとても集中できたし

今まで住んでいた
お義父さんの家よりもずっと
家が居心地よく感じた

お母さんが何か言ってくるかも
この動きしないほうがいいかも

そんなことに
心を左右されないのが
すごくうれしかった

自分のために貯金ができる
貯めたお金で自分の
好きなものが買える

1人で生きていくことは
とても楽しかった

だけど同時に
母と別れたときの言葉が
ずっと頭の中に呪いとして
残っている気がしていた

私(もっと私がいい子で
お母さんみたいに
要領がよかったら
全部うまくいってたのかな)

そんな考えを打ち砕いて
くれたのが今の彼だ

彼「誰かみたいに~って
憧れたり羨ましくなったり
する気持ちは僕もわかるよ

でも、人間ってさ
絶対違う人間には
なれないんだよ」


彼「同じ体験をしても
同じ服を着ても
その人を構成するものは
全部違うからね

しんどいことも悲しいことも
あったと思うけど
今までの人生で起こったこと
ぜんぶが今の
きみを作ってるんだ」

他の人と比べなくても
私は私でいいし
私であることに自信を
持ってもいいんだと
教えてくれた彼は彼氏になり
今は婚約者になった

彼「結婚のご挨拶に
行きたいんだけど…どうかな?
しんどいならまずは手紙を
送ってみる?」

私が家から出てきた経緯や
お母さんとのことを
全て知っている彼は
私が3年間一度も母に会って
いないことも知っている

私(…本当は会いたくない
でもお義父さんにはお世話に
なったし……もし挨拶するなら
必ず一緒に会うことになる
結婚する私を見てお母さんは
なんていうんだろう)


次回のお話はこちら

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