※主人公の名前はクミで統一しています※

『今日、最低男に復讐します。』シリーズ第1弾です。(の予定)
多分お昼12時予定で毎日更新します!
(クリスマスの話が全然間に合わなかったので、せめてできるだけバレンタインに間に合わせたい←)


【第1話はこちら】

【前回のお話はこちら】

【本編】

結婚詐欺彼氏⑦
女性「あの人たち……!!
こんなことまでして
信じられない……!
本当に腹立つううっ!!」

女性の雰囲気が
一気に変わった

私(あ…私に怒ってる
わけじゃないのかな…?)

だけど私の罪が
消えるわけじゃない

私「あの…?」

女性「あっ…すみません
取り乱してしまって…
あの指輪…私がなくしたって
さんざん言われてた
やつなんです」

私「えっ…そうなんですか⁉
それはひどいですね……」

女性「ですよね⁉
ほんっとありえない
こんなことするために…

あー…あの人たち
頭おかしすぎる…
結婚の挨拶って…ほんと」

顔を手で隠すように
深い呻き声で女性が
とても疲れているように見えた

この人はどんな思いで
今ここまで来たんだろう

私「あの……よかったら
お話しませんか?」

涙はいつの間にか止まり
別の感情で頭が支配されていく

私「もし奥様の助けになるならこのときのお話もできますし

その…お金だって請求して
くださって大丈夫です
事実として不倫して
しまったのは私なので…」

女性「えっと既婚者って
タカが隠してたなら
あなたも騙された立場だし…
慰謝料も…払わなくて
いいみたいだからむしろ…」

女性はすぐにスマホで
検索した内容を確認しつつ
淡々と話す

私「それだけじゃなくて…」

タカと過ごした日々が
思い浮かんで消えていく

週何回仕事帰りに家に来ても
泊っていくことは少なかったし
彼はいつも帰っていく

デートもたまにだけしかない
理由は仕事が不規則で忙しい
その言葉を笑顔で追及しなかったのは嫌われたくなかっただけ

私(私が普通なら
怖気づいてしまわなかったら
…どこかで気づいた
かもしれないのに)

なにが理解者を見つけた、だ
なにも私は変わっていないのに

私「悔しいんです…!
全部……全部…!」


次回のお話はこちら

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