※主人公の名前はクミで統一しています※

『今日、最低男に復讐します。』シリーズ第1弾です。(の予定)
多分お昼12時予定で毎日更新します!
(クリスマスの話が全然間に合わなかったので、せめてできるだけバレンタインに間に合わせたい←


【第1話はこちら】

【前回のお話はこちら】

【本編】

結婚詐欺彼氏⑥

私(殴られる…っ⁉)

目をつぶった
でも何も痛くない

目をうっすら開けると
ハンカチが差し出されていた

女性「大丈夫ですか?
これ使ってください」

私「あ、ありがとうございます」
差し出された綺麗なハンカチ
受け取っていいのか迷うと
手の中にそっとに握らせてくれた

私がぐすっとハンカチで
涙を拭いたのを確認すると
女性が気まずそうに口を開ける

女性「もしかしてなんですけど
既婚って知らなかったん
ですかね…?」

私「あ…えっ…と……はい
独身だと思ってました
奥様がいるなんて
知らなくて…すみません」

女性「……そう、ですか」

私より3.4歳年上だろうか
少し困ったような表情は
どこかで見覚えがある

私「信じてもらえないかも
しれないんですけど…!
浮気しようっていうか
家庭を壊すつもりなくって…
いや…嘘に聞こえても
仕方ないですよね…これ」

自分で言っててそう思う
写真に写っていた
まだ小さな赤ちゃんの幸せを
私が、壊したんだ

女「あの…私もさすがに
あなたの言葉を100%
すぐに信じられるわけでは
ないんで連絡先
教えてもらえますか?」

私「は、はい。もちろんです」
せめて悪気がなかったこと
だけでも伝えたいと思うのも
自分のためかもしれないが
それしか思いつかない

連絡先を伝えるため
スマホを出してタカから
のLINEに気づいて
奥さんに信じてもらえる
可能性を1つ思いついた

私「あのっ私ほんとに
結婚してるって
知らなかったんです
プロポーズもされてて」

女「えっ…?プロポーズ…?」

私「この前も
ご両親とご挨拶して…!
これっ、その時の写真です」

タカの両親と挨拶したとき
レストランで私が撮った写真に
タカもタカの両親も私も
しっかり映っている
写真の中で私が
持っているのはお義母さんが
くれると言った結婚指輪

女性は、バッと
私のスマホに食いつく

女「えっ…⁉お義母さんたち⁉
それにこの指輪
…なんでここに⁉」

次回のお話はこちら

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