※主人公の名前は今後クミで統一します。
夫は決めてないんですが、心の中で「くすお」と命名してますので
皆様自由に呼んでください。
【第1話はこちら】
【前回のお話】
【本編】

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夫は決めてないんですが、心の中で「くすお」と命名してますので
皆様自由に呼んでください。
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【前回のお話】
【本編】

それからは義両親からの
個人的な電話やメッセージは
ぱたりとやんだ
元夫側の弁護士からも
義母と義父からといって
謝罪の手紙が送られてきたので
手紙の効果はあったと思う
クリスマスの日を最後に
もう元夫と顔を合わせる
ことはなかったのに
離婚が成立して
元夫や義両親から
縁をきることができても
しばらくは心のどこかで
ずっとびくびく
過ごしてる自分がいたのは
きっと今までずっと
自分のやってることが
悪いのかいいのか
なにもかも元夫はどう思うか?
それで決めていたから
だから2回目の
引っ越しが終わったとき
肩の力が抜けるのを感じた
私(もうルールに
縛られなくていいんだ)
学校の手続きや
新しい職場の面接
引っ越しの片づけ
忙しくて上手く
いかないことも
当然いっぱいあって
気持ちがどうしても
暗く落ちこんでしまう時には
元夫の言葉が呪いのように
頭の中で繰り返される
そんなときは娘と
甘いものを食べて
あたたかい空間で
一緒に布団にくるまって
テレビを見たり
早く寝るようにした
朝起きると隣に娘がいて
温かい空間で寝息が聞こえる
もう元夫を怖がらなくていい
ここは安全で安心できる場所
不思議なことにそれだけで
今日も頑張ろう
きっとなんでも
大丈夫だと前向きに思えた
娘は新しい学校の学童に
前よりも楽しそうに通ってる
私はなんとか再就職で
正社員になることができた
収入の柱は何本あってもいい
という前職の同僚の応援で
夜には副業の勉強を始めることに
前に進むための努力は何倍もの
明るい光で満ちていて
新しい発見に気づかせてくれた
元夫と過ごしていた頃は
なにを頑張っていても
『ここからいなくなりたい
消えてなくなりたい
……シにたい』
そんな虚無の感情が
ふっと訪れていたから
次回のお話はこちら
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