今回は【戦う娘の物語】です!
いつもと違った物語をお楽しみいただければ幸いです。
※主人公の名前は今後クミで統一します。
コンテスト受賞した作品がYoMuRyでコミカライズ連載がスタートします!
漫画版を読みたい方はぜひこちらへ↓
【毎週木曜日更新予定】
【お話を(全16話)を完結まで読みたい方はこちらへ↓】
【前回のお話はこちら】
【第1話はこちら】
【本編】

\各お話のまとめはこちらから/
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よかったらぜひダウンロードしてみてください!
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【本編】

私「1人暮らしできるくらいの
お金は貯めてるから…
あとは保証人とかだけ
お願いしたい…っていうか」
私は家にいる時は息を
ひそめて暮らしていたし
義父がいればきっと
いいよと言ってくれるし
母は多分、私を家から
早く追い出したがってる
あれから母は
私と義父がいる時には
いつも気遣う優しい母みたいな
演技をしないといけないからだ
母「そう…寂しくなるわね」
意味ありげに言う母は
義父の手を大丈夫の意味を
込めるように握った
義父「1人暮らしで
困ったことがあったら
…なんでも言ってね」
寂しそうな目のまま
優しく言ってくれる義父
私「ありがとう
でもとりあえずは
大丈夫だから」
もろもろの振り込みや
契約などは義父に
手伝いながら進めてもらい
卒業して春休みには
1人暮らし用のワンルームに
引っ越しが決まった
その期間、母は体調が
悪そうにしている
私が家を出ていけばきっと
元気になるんだろう
出ていく前日
義父の帰りが遅く珍しく母が
部屋にいる私に話しかけてきた
母「最後に言いたいことが
あるんだけど」
私「なに…?」
母「ここに
戻ってこないでよね」
母「こっちはあんたを
成人になるまで
育てたんだから
もう一緒にいる
義務も必要もないでしょ
あとは好きに生きて
私たちに迷惑かけること
だけはしないでよね」
心臓の音が激しくなる
怒りたいのか
泣きたいのかわからない
私だってやっと離れられると
思ってるはずなのに
母に弱い子どもみたいにも
突き放されて悲しんでるみたい
にも思われたくはなかった
私「わかってるよ
私だってここに戻る気ない」
母「わかってるならいいけど」
顔をそらして母に
見えないようにする
声だけはどうかいつもと
同じように聞こえますようにと
ひたすら心の中で唱える
私「もうお母さんとは私
一生一緒に暮らさないから
そっちだって覚えといてよ」
次回のお話はこちら
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