今回は【戦う娘の物語】です!
いつもと違った物語をお楽しみいただければ幸いです。

※主人公の名前は今後クミで統一します。

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【本編】

毒親9

私「結婚…?」

母「そー結婚
今月中には引っ越すから
荷物まとめておいてね」

父と母が離婚して早2年
再婚相手は勤め先の
会社の社長らしい

私「そんなにすごい人と⁉」

母「まーお母さんのこと
前から好きだったんでしょ
会社って言っても
中小企業だしそこまで規模が
大きいわけじゃないわよ」

といいつつ母はとても
浮かれきっていた


母「これで働かなくてすむわぁ
仕事って向いてないのよね」

基本的に離婚前も母は
ほとんど働いてなかったので
私もこの点には同意だった

海外赴任をしていただけあって
父は2つの生活をささえれる
ほど稼いでいたのだろう

私「そっか、よかったね
おめでとう。お母さん」

それしか言える言葉はないし
どちらかというと本心だった

小さいといっても
従業員数十名が働いているし
社長だから母はきっと生活に
困らないだろうから

私が生活の援助をしなくても
大丈夫だと思った

新しいお父さんに
特に思うところがなかったのは
もうすぐ高校3年になることもあったが
父と過ごした記憶が大きくなってからは
ほとんどないからだろう

そして母の再婚相手である義父と
初めて顔合わせのとき

よそゆきの服がなかったので
私は制服で会うことになった

初めての高そうなお店に
失敗しないか不安で
それ以上に母に恥をかかせて
怒られることを恐れ
とてもドキドキしていた

義父「こんばんわ」

母「こんばんわ
ユキヒロさん!」

嬉しそうな母の声に
振り向くと
母よりも10歳ほど年上で
きちんとした身なりの男性が
そこに立っていた

正直、とても驚いた
お父さんとは全然違うタイプだ

母「こっちが娘のクミよ
ほらクミ挨拶して」

湧き出てきた感情を隠し
バイトしてるときみたいな
営業スマイルを作って挨拶する

私(お母さんって本当に
この人のことが好きなのかな)

胸の中でそう静かに呟いた

次回のお話はこちら

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