今回は【戦う娘の物語】です!
いつもと違った物語をお楽しみいただければ幸いです。
※主人公の名前は今後クミで統一します。
本日よりコンテスト受賞した作品がYoMuRyでコミカライズ連載がスタートします!
漫画版を読みたい方はぜひこちらへ↓
【毎週木曜日更新予定】
【お話を(全16話)を完結まで読みたい方はこちらへ↓】
【第1話はこちら】
【前回のお話はこちら】
【本編】

\各お話のまとめはこちらから/
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よかったらぜひダウンロードしてみてください!
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【本編】

小さな違和感が大きな確信に
変わるのは意外と早かった
高校2年のバイトの帰り道
他校に通う1個上の男の先輩が
電車に乗って帰るので
駅の近くに住んでる私と
一緒に歩いていた
先輩「クミちゃんって
しっかりしてるね」
私「そうですか?
まだまだミスが多くて
困らせてますけど…?」
先輩「そんなことないよ
ミスしてもさ
いっこずつ落ち着いて
取り組もうとするのすごいし
俺がのバイト始めた時なんか
ほんっと慌てまくっててさ」
私「今はじゃあすごい
成長したんですね?」
先輩「そうそう!
…って『今は』⁉
上から目線すぎ!」
ほんの少しだけ
先輩に恋心を持っていたので
駅につくまではすごく
楽しい時間だった
だから家の前まで送って
もらうなんてなんだか
彼氏にしてもらうことみたい!
と心の中で嬉しくて
浮かれてたんだと思う
私「ありがとうございます
お疲れさまでした!」
先輩「あのさ」
先輩「よかったら今度
バイトない日に一緒に…」
遊びにいかない?
きっと先輩はそんなこと
言おうとしてくれてたと思う
母「あれっークミ?
おかえりなさい」
2.3メートル先から誰だか
わかるくらいの声で
少しずつ聞きなれた
靴の音が近づいてくる
母「今日もおつかれさま
お母さんも遅くなっちゃって
あら?そちらの方は?」
母は先輩の制服を上から
下まで見てから話しかけた
先輩「あっこんばんわ!」
先輩は初対面のお母さんにも
笑顔ではきはき答えてた
礼儀正しくしてくれるのが
ちょっとうれしくて
歯がゆくなるくらいに
先輩「クミさんと同じバイト
で働いてる〇〇って言います
ちょうど駅から帰るので
今一緒に帰ってて…」
母「そうですかー…娘を
送ってくれてありがとう
じゃ、もう帰ってくれる?」
先輩「あっ…はい」
笑顔から途端に冷たい
口調になる母に先輩は少し
気まずそうにして笑った
母「あ、あとね迷惑だから
二度とうちの子に
近づかないでくれる?」
次回のお話はこちら
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