※主人公の名前は今後クミで統一します。
夫は決めてないんですが、心の中で「くすお」と命名してますので
皆様自由に呼んでください。
【第1話はこちら】
【前回のお話】
【本編】

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夫は決めてないんですが、心の中で「くすお」と命名してますので
皆様自由に呼んでください。
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【前回のお話】
【本編】

マユ「何回も何回も
えらそーに言わないでよ!
こうして来てやっただけで
じゅーぶんでしょ⁉」
マユ父「だから
その態度が…!」
偉そうなマユの態度と
それをたしなめられない父親の
昔からの関係性がよくわかった
弁護士「謝罪の言葉がないならこの場は解散ということで」
マユの態度にすっと
その場を切り上げようとする
弁護士にマユはそれでいいです
と促すように笑うのが見えて
つい口を動かしてしまう
つい口を動かしてしまう
私「夫とは会えましたか?」
マユ「………」
私「離婚はもう
成立したんですよ
散々ごねていましたが
あの人、婚姻費用も払う
つもりもないようだったので
こちらの先生に
頑張ってもらったんです」
もはや当然のことだが
マユに詳しく教える必要はない
そのころには夫には
罰金刑が下され前科の
ある身になっていた
娘への面会は絶対にできない
連絡はすべて弁護士へ
お願いしていて
スマホも電話番号も変えた
私「前にもお伝えしたように
私は夫婦だったので
あなたと夫の不貞行為を
責めていました
ですが気持ち自体はとっくに
冷めていたので
お二人の未来は好きに
してくれていいんです」
離婚が決まるまで夫が
どこでなにをしてるのかは
恨みのように長々しく書かれた
義母からの手紙で知っていた
そしてあれだけ偉そうに
していたマユが夫と
結局会えもしていないことは
マユの格好と態度を見れば
一目瞭然だ
私「確か仕事もやめることに
なったんですよね
そんな夫を支えていくのは
さぞ大変でしょうけど
頑張ってくださいね!」
私の笑顔を怒りととったのか
マユの父は頭を下げた
マユ父「す、すみません
すぐに謝らせますので」
暗く絶望を顔に浮かべて
放心してるマユを
また謝らせようとする父親に
どこか遠い気持ちになったが
すぐに、この子が謝ることは
きっとないんだろうなと悟った
マユ「…それでも
それでも夫たんは私を
選んでくれないの…?」
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