※主人公の名前は今後クミで統一します。
夫は決めてないんですが、心の中で「くすお」と命名してますので
皆様自由に呼んでください。

【第1話はこちら】

【前回のお話】

【本編】

クリスマス27
夫『クミのくせに
母さんのことを断るな』

夫『俺が実家に行って
いいって言ったのを
本気にしたのか?』

夫『お義母さんには
適当に話して
ノゾミも絶対に連れてこい』

こちらがメッセージを
返す暇も与えずに
ポンポンと次から次へと
送られてくるメッセージ

私(今見てて既読になってる
のがわかってるから
こうやって送ってくるんだ)

夫『早くしろ
母さんに電話して謝れ』

私「お母さん、私ちょっと
電話してくる」

家の外を指さして
母にノゾミを頼むと
目でわかったと頷いてくれる

少し肌寒いけど
あの家にいた時よりも
外の空気は優しく頬を
撫でる気がした

夫『はやく』
夫『無視すんな』
夫『自分が何やってるか
おまえわかってんのか?』

続けられるメッセージを無視し
夫に電話をかけると
スマホを持ってるはずなのに
すぐに出ることはなく
10コール目くらいで夫は
ようやく電話に出てきた

夫『なに⁉
お前さっきから俺の送った
メッセージ見てるんだろ⁉
なんで電話してくんだよ!』

私『電話したほうが
早いと思ったから』

夫『早い?お前がただ
動けばいいだけだろ?
今すぐノゾミと戻ってこい』

私『そのことについて
お話があります』

夫『クミの話なんて
聞いてる暇ねーよ!
今、仕事中だから
後にしてくれ!』

私(……しごと…中…?)

今日は12月25日の月曜日
まだ朝の8時にもなってない

私『どうせ今日有給
取ってるんでしょう?
本当に仕事って言えるの?』

証拠集めをしているとき
夫の給料明細を見ると
有給休暇を毎月取っている
痕跡がいくつもあった

夫『え……?』
マユ『うーん今何時ぃ?』
夫『…っっちょっ…!』

電話先で動揺する夫の声と
かすかに聞こえる女で
やっぱり嘘だと確信した

私『ホテルで
浮気中にごめんね?
私たち引っ越したから』


次のお話はこちら

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