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第1話はこちら
本編

義両親からの
深い深い謝罪を受けてる間も
夫は情けなく泣いているばかり
ハナさんはぶつぶつと
何かを言ってるだけだった
今日のために準備してくれた
スタッフに私は夫のお金から
取り出した心づけを渡す
私「準備してくれたのに
ごめんなさい」
このお店がどうなるかまでは
わからないが
迷惑をかけたことは確かなのに彼らはどこか私に
同情しているようだった
私「あとのことは
夫に聞いてください」
両親とそのまま店を出たあと
ハナさんの叫ぶような声が
聞こえてきた
父「……とんでもない人
だったな…」
母「向こうのご両親も
びっくりしたでしょうね…」
私「ねー…」
乾いた笑いで同意する
私が言ったことは全部
真実だったから
夫はどういっても
言い逃れできない
母「シホ…大丈夫なの?」
母「あなたずっと耐えてたの
しんどかったでしょう…?」
私「うん、まあ別に…」
どちらかというと
ようやくせいせいした
くらいだったのに
なぜか涙が出てきた
そんな私を母が
無言で抱きしめる
私(お母さんに
抱きしめられるなんて
何年ぶりだろう)
自分は思った以上に
疲れていたんだとわかった
私(これでやっと前に進める)
愛してると言いながら
平然と嘘をつき
私もハナさんもどちらも裏切る
夫はもともとそういう人
だったのかもしれない
自分の選んだ人が
そんな悲しい人だということが
とてつもなく情けなかった
父「うまいものでも
食べに行くか」
父がトントンと機嫌をうかがうように肩をたたくので子どもに戻ったかのような気分になる
その日のご飯は久しぶりに
おいしく感じたのは
言うまでもない
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