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本編
プロポーズ作戦22

ハナ「うそ……夫さん
私…なんて言ったら…」

感極まるハナさんの声に
喜びの感情が見えた

私は瞬時に立ち上がり
すっと夫のハナさんの
いるテーブルへ向かう

すぐに夫がテーブルの上に
一目で指輪と分かる箱をあけて
ハナさんに向かい
自分に酔いまくった顔を
してるのがわかった

そしてハナさんは
ドラマのヒロインのように
目を輝かせてる

夫「もちろんちゃんと
迎えに行くまでには
時間がかかると思う

それまでハナを不安に
させないようにって…」

ハナさんに対する熱い思いを
語る夫の姿に近づくほど
怒りがこみあげていった

私の存在を知らしめるように
そっと机の上に手を伸ばし
目の前のハナさんしか
見ていなかった
夫の視界を遮り微笑む

私「あら…?
夫とハナさん偶然ねぇ…
大事な話みたいだけど
私も相席してもいいですか?」

夫「えっ?」

私が出てきたことにびっくり
したのか夫は指輪を
持ったまま固まっている

ハナ「お…奥さま?
えっと…」

ハナさんは得意の笑顔で
その場を取り繕うとする

数秒経って夫は自分の
置かれた状況を把握したのか
持っていた指輪の箱を
さっと隠そうとしたので
私はすぐさま
その手を押さえた

私「きれいな指輪ね…
私の時よりも大き~い」

私「いくらくらいした?」

ニコッと微笑みながら
店員さんに一緒に座れるよう
セッティングしてもらう

夫「えっと……」

指輪についてる石のキラメキが
夫の真っ青な顔色を照らす

私「もー教えてくれたって
いいじゃない?
ま…いいか
今から全部話してもらうし」

貝のように口を閉ざす夫の隣に
でデザートの飲み物を注文する

私「みんなコーヒーでいい?
今日の夜は長くなるから
……覚悟してよね」

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