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本編
おかえりパンプ61 (1)


エミ『ぜんぶぜんぶ
ナオくんのせいじゃんかぁっ
エミばっかり責めないで
これからエミのそばで
エミを支えてよ』

エミさんのご両親は
斉藤さんが多忙だったから!
上司の夫におどされたから!
と散々エミさんを庇った

だが、斎藤さんの答えは
変わるはずもなかったそうだ

斎藤『寂しいって言えば
こっちがもし浮気しても
許してもらえるんですか?
ちがいますよね?
全力で謝らせるし
お義父さんたちは
可愛い娘と結婚したのにって
僕をののしってきますよね?』

斎藤『エミは夫さん以外にも
女性◎俗で遊んでました…

いくらそういう商売とはいえ
僕には耐えられないんです

もし風◎だけだったら
支えようと思えたかもしれない

でも嘘ばかりつく彼女を
信じるのはつらいんですよ』

斎藤さんの言葉に
エミさんだけは泣きすがったが
最終的にはご両親から
離婚に同意すると言われたらしい

斎藤さんの問題が片付くと
私のほうの慰謝料も
無事に払ってもらうことができた

夫がラブ◎テルで会っていた
既婚者の人はというと

引っ越してから1週間も
たたないうちに慰謝料を
まとめて払ってくれた

先立つものがない私には
これがとても助かったので
この点だけはありがたく思った

『彼女の旦那にはバラさない』
そのことだけを約束した

彼女がどこからお金を捻出したか
わからないがそこまでして
一緒にいたい人がいても
その人には隠して
生きていくんだとふと思った

夫とは何度かのやり取りの後
無事に離婚が成立した
義父が間に入ってくれたのが
大きかったとは思う

家の貯金は私が口座から
引き出した生活費とは別に
ネット銀行に預けていたことが
財産分与の時に発覚した

慰謝料を払ってもらえる分
くらいはあったので
どうしてもっとモモカに
使ってくれなかったんだろうと
もらったお金よりも今まで
言いなりになってた日々を悔んだ

そして春、モモカは中学生に
私も仕事に慣れてきて
今は資格の勉強も始めた

新しい知識が増えるごとに
モモカを守れる装備が増えてる
そんな感覚を覚えている

モモカ「ひいおばあちゃんのとこ
行くのって土曜日だっけ?」

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