前回のお話はこちら


第1話はこちら




本編
おかえりパンプ53

私「し、仕送り⁉
そんなことしてません…!
母も父も遠くには住んでますが
元気に暮らしてます…!
自分たちで生活してます!」

義父「そうか…」

黙って聞いていた義祖母と
義父の額に青筋が立つ

義父「孫の生活のためにと
陰ながら私がしてきたことは
全部無駄だったとは」

夫「えっと…その…
父さん落ち着いて…」

義父「今後なにがあっても
一切の支援はしない」

夫「!」

義父「安心しろ
私はお前に迷惑を
かけないようにするし
母さんも家を売ったお金で
贅沢をせずに自分で働けば
なんとかやっていけるだろ

だからお前に
金も家も残さない」

夫「父さん…⁉
いくらなんでもひどすぎるよ
確かに俺は浮気したし…
ばあちゃんの金も使ったけど…

さっきも言ったじゃん!
モモカもユイも俺ありきだって

俺がいるからモモカっていう孫も
ユイっていう嫁もいるんだよ⁉」

夫「俺がいないと
なんにもできないし
始まらなかったことなのに
どうしてそれが
わからないんだよ!

まずは尊重されるのは
家長なんだってじいちゃんも
父さんに言ってじゃないか!」

机をばん!と静かに
叩く音が響き夫が身を震わせる

義祖母「都合の良いところだけ
切り取るのはやめなさい!

おじいさんは
きちんと家族を養ってたのよ
だから息子も私も
生活に困ることはなかったわ」

義祖母「家長と名乗って
偉そうにいばりたいのなら
それ相応の対価を
妻に渡しなさい!

それとね

おじいさんはあなたの前では
カッコつけてたけど
私にいばってきたことは
一度だってないのよ」

義祖母「だから私も
モモカちゃんにユイさんに
かけてあげられるお金を
貯めたり増やしたりできたのに

ごめんなさいね…ユイさん
ここまでとは思ってなかったわ
ウチの孫は自己肯定感ばっかり
強く育っちゃったみたい…
はやく、捨てて?」


次の話はこちら

LINEで読者になる

他のお話はこちらから↓
里帰り出産中に浮気夫が誤爆メール

悪阻で苦しむ私を置いて帰省する夫 

取るだけ育休夫の秘密

各お話のまとめはこちらから