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本編
おかえりパンプス46 (1)

夫「それとこれとは
話が別だろうが!

空気も読めないのか!
さっきから謝ってやってるのに
文句と言い訳ばっかじゃねーか

何様のつもりなんだよ!
今すぐ謝れって!」

夫「ユイはなぁ!
俺の言うことだけ聞いてれば
いいってまだわからないか⁉」

一歩も引かず
自分の思い通りにならない私に
夫はこれでもかと怒鳴る

私(いいわ
言ってあげるわよ)

私「ごめんなさい…!

でも、こんな風に乱暴なこと
しなくてもいいじゃない…!
一体何が気に入らなかったの
ただ電話に出ただけなのに」

控えめにでも一言一句
ちゃんと聞こえるように
可哀そうで健気な妻になる

私「私は子どもじゃないから
言ってくれたらちゃんと
あなたの言う通りにできるのよ
なんで……痛っ…痛い…」

夫にスマホをひったくられた
時の右手を左手で押さえる

夫「は…?
いきなり何言って…」

その時だった
落ちているスマホから
ガタガタっと音がする

義祖母「いけません!
今すぐユイさんから
離れなさい!」

夫「!?」

夫「ば、ばーちゃん⁉
なんで…⁉」

夫が押したのは
通話終了ボタンじゃなくて
スピーカーボタンで
こちらの音も広く
拾ってくれていた

私(お義父さんに聞こえたら
って思ってたけど…)

義父「〇〇(夫の名前)」

続けて夫の名前を呼ぶ
義父の声が聞こえた
夫はまだ状況がつかめていない

夫「父さん、なんで
ユイに電話なんか…」

義父「今から迎えに行くから
実家に帰ってくるんだ」

夫「…えっ?ヤダよ
俺は今日退院したばっかだから
家で安静にした…」

義父「そんな大声が出せるん
だから元気じゃないか
お袋が援助してきた
モモカの金を黙って
使ったのはお前だろう?」

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