前回のお話はこちら

第1話はこちら




本編
おかえりパンプス38
夫「上司の家に押しかけて
妻を利用して浮気を疑って?

ハニートラップも
いいところだな!

迷惑極まりないわぁ~
2人のことは公私ともに
気にかけていた分
俺はすごくショックだよ」

斎藤さんもエミさんも
夫の言葉に固まっている
もちろん私もだ

エミ「夫さん…冗談ですよね?
エミだって夫さんとは
何もしてないって今
わかったじゃないですか?
私もナオくんも
そんなつもりないですよっ⁉」

言葉の裏に裏切らないよね?と
いうメッセージを
目で伝えるエミさんの肩に
夫は優しく手を置いて
悲しそうに語りかける

夫「エミさんの話は
プライベートな部分になるから
何とでもいえないけど…
そうだな…」

夫「俺みたいな年上の優しい
上司を捕まえてそのたびに
こんなことされちゃ
会社としても困るからね」

エミ「わ、わたし
そんなことしません!
夫さんはだって…!…」

夫がぼそぼそと小さな声で
話すとエミさんは急に
反論するのをやめてしまう

すると人が変わったように
エミさんは
私と夫に向かって頭を下げた

エミ「すみませんでした…
誤解があるようなので
今日はもう帰ります
申し訳ありません」

夫「わかってくれたら
それでいいから」

黙りこくるエミさんに
異様なほど爽やかな上司面の夫

夫「詳しいことは
また会社で話そう
呼び出しまで待っててくれ」

斎藤「…わかりましたが
こちらも事情を整理しますので
本日中に連絡します」

引き下がるしかない状況だと
思った斎藤さんは夫に一瞥し
私に申し訳なさげに謝ってくる

斎藤「すみません…
ここ1週間分しか
調査する時間がなかったので
把握できてなかったです…
妻の行動をもう一度
確認してみます…」

私「いいえ、大丈夫です」

むしろ私の話を聞いて忙しい
仕事の合間に出来るだけの
行動をとってくれた
斎藤さんには感謝しかない

私「夫とエミさんの
浮気現場の写真はちゃんと
ここにありましたから」


次の話はこちら

LINEで読者になる

他のお話はこちらから↓
里帰り出産中に浮気夫が誤爆メール

悪阻で苦しむ私を置いて帰省する夫 

取るだけ育休夫の秘密

各お話のまとめはこちらから