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本編
おかえりパンプス34
エミ「もーっ
ナオくんは心配性だなぁ
それはちゃんとお父さんたちと
撮った写真だからっ」

斎藤「じゃあお義父さんたちに
確認しても問題ないよな?」

重い空気に鋭い風が
走り始める

斎藤「旅行の時はいつも
写真を撮ってるくらい
仲良しなんだもんな

お義父さんに聞いたら
喜んで教えてくれるだろ」

エミ「別にいいけど…っ
お父さんは仕事で忙しいし
いっぱい旅行してるから」

エミ「いつの旅行かも
多分わかんないよ~」

自信たっぷりの笑顔だけど
斎藤さんは引き下がらない

斎藤「日付も場所もわかるから
わからないわけないと思うよ
写真を送ってきたのは
まぎれもなくエミなんだから」

そして私も追撃をかける

私「レミさんが履いてきた
あの限定物のパンプスを
買った日も同じなんですよね」

夫「いや…偶然だろ」

私「これも偶然でパパとして
援助してあげました♡で
済ませると思ってるの?」

夫「さ…さっきから
ずっとエミさん自身が
そう言ってるじゃないか!
俺とエミさんには
身体の関係は一切ない!

職場の女同士でプレゼントを
贈ることもあるだろ?
俺が男だからっていちゃもん
つけてくるのはやめろ!」

私「私はただ事実を
確認したいだけ

親しい同僚や部下に
お祝いになにかを贈ることは
よくあることなのかも
しれないしそこを
差別したいわけじゃないよ

だけどさ、あなた
既婚者でしょう?」

私「いつからそんな関係なのか
は知らないけどエミさんも
今は既婚者なのよ
配偶者がいる異性相手に
なにか贈るって周りに
勘違いされると思うんだけど
そのあたりは全然
考えてないんだね」

夫「はっ!疑われるような
心配も証拠もなにもないからな」

自分にミスはありえない
夫は自信たっぷりだ

私「あなたの言うような
はっきりとした浮気の証拠は
確かにないかもしれない」

夫「そうだ、当たり前だ」

私「でもエミさんのスマホには
いっぱいあるんじゃない?」


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