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本編
おかえりパンプス29
斎藤「ふっ…ふざけるな!
そんな言い訳信じられるか!」

エミ「きゃっ大声やめてよ~」

私も斎藤さんと同意見だった

私「それならなんで斎藤さんに
夫と会っていたことを
教えてなかったんですか?」

エミ「ん~だってやきもち
妬いちゃうじゃないですか?

ナオくんは夫さんとも
お仕事で会うことがあるし
エミのせいでぎすぎす
しちゃったら困るなって

それに夫さんには仕事で
わからないことや悩みも
聞いてもらってたんです」

エミ「エミ…プライベートには
あんまりそういうの
持ち込みたくなくて

ナオくんといる時は特に
仕事の話はしたくなかったの

だからナオくんが
気をつかわないように
お休みの日に来て
もらってただけなんだよ?」

斎藤さんにごめんねぇ…と
目に涙を溜めて
手を握るエミさんは
私と違う次元に住んでるのか?

私「夫は仕事の上司ですよね…
プライベートに持ち込み
たくないっていう割に
自分の家にまで呼ぶことに
おかしいと思わないんですか」

夫「ユイっ!
エミさんがこう言ってるんだ
いい加減引き下がれ!」

私「引き下がらないわよ!
あなた恥ずかしくないの⁉
仕事の部下なんでしょ?
斎藤さんがここまで証拠の
写真まで集めてきたのに
どうして言い訳できるの⁉」

夫「言い訳でもなんでもない
ただの事実だからな

エミさんと俺の意見が
一致してるんだから
それで間違いないだろ

パ●活って言い方は驚いたけど
最近の若い子はよく言葉を
間違えるからそれくらい
聞き流してやらないと
今の社会では務まらないんだよ」

私「はぁ……⁉
頭おかしいんじゃないの?」

もういいだろ?と夫は
肩をすくめる

斎藤「そうですよ…エミも
夫さんもおかしいですよ」

エミさんに握られている手を
斎藤さんが力なく払った

エミさんの表情は一気に変わる

エミ「待って待ってナオくん
エミは恥ずかしいけど
ちゃんと本当のこと言ったし
謝ったんだよ…?
ナオくんの気持ちが
晴れるならってエミは
浮気を疑われても
ちゃんとついてきたのに…
エミに対してひどすぎない…?」

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