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本編
_単身赴任中の夫51

夫「夫の職場に不倫ばらすとかマジで馬鹿じゃねえ?
名誉棄損だろ?

あーあー何もしなければ
クミは被害者でいられたかも
しれないのに…」

夫は笑いを抑える気もない

夫「おいおい、姉さんさぁ
なんで止めて
やらなかったんだよー

さっきあれだけ俺に
上から目線で喋ってて
この結果ありえないだろ??」

義姉「…はぁ…」


調子づいた夫に
義姉は眉をしかめる

夫「弁護士との話し合いでは
このことも付け加えるからな

あーもう明日会社に行って
妻の行き過ぎた行動を謝る
俺の身にもなってくれよ」

義姉「クミちゃん
だから言ったでしょう…」

私「そうですね
お姉さんの言う通りでした」

夫「はははっ
今さら後悔してもメールを
削除なんかできないぞ?
履歴と一緒に証拠になるんだ」

夫「これからの出世にも
影響するかもしれないし
働く上での精神的ダメージか?

弁護士とそのあたり
しっかり相談しとくわ」

私「いいけど…
あんまり意味ないと思うよ」
私「だってメール送ったの
私じゃないしね」

夫の動きがピタリと止まる

夫「は?じゃあなに…
姉さんが送ったのか?
はー…こんなところまで
来るくらいだもんな…
ケイコに説教してたけどさ
母親の自覚もっと持ったら?」

夫「子どもほったらかしじゃん
断れないお義兄さんに
任せてるかもしれないけど
そんなんじゃ
愛想つかされるよ?」

義姉「アンタに子どものことを
言われる筋合いないから…!
メール送ったのは私でもない」

夫「は…?じゃあ、誰が…」

私の弱みをつかめないことが
悔しいのか指の爪を噛む夫に
静かに教えてあげた

私「メールを書いたのは私
でもそのメールの送り主に
なってくれたのは
あなたのご両親よ」

続く

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