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本編

義父「…これはどういうことだ?
俺が渡した〇〇万円はどうした?
孫ちゃんに買った五月人形は⁉
なんでないんだ⁉」
夫「それは…その」
義両親が買ってきてくれたお寿司や粽
柏餅や赤ちゃん用の布用兜は袋からほどかれることなく放置されている
夫のお父さんを夫は別に怖がってるわけでもなんでもない
ただ私が数回あった内の中で
お父さんのイメージは「倹約家」だった
義実家の家の中のものは
どれも大事に綺麗に使い込まれていたから
かといってケチなわけじゃなく
みんなが楽しめるアイデアを出して
折衷案でお金を出してくれる人だった
そんな義父が孫の為に買った
〇〇万円の五月人形が飾られていない
義父にとっては大問題だ
義母「シオリさんこの前私言ってたわよね?
もしかして気に入らなかったかしら…
それなら一言先に教えてくれれば…」
この場の空気を解消させるようにと
目で義母が訴えてくる
私「いえ…実は私、
夫はサプライズしてくれる
つもりだと思ってたんです…
今日届くのかなって思ってて…
だからちゃんと飾るスペースも
作っておいたんです」
五月人形のケースを置くように
ちょっといい布を敷いている場所を指差す
私「ね、あなた、そうなんでしょう?」
びくっとする夫はまだ笑顔を
取り繕えているようだ
夫「そ…そうなんだよ~!
びっくりさせようと思ってさ…
でもやっぱ連休中だろ?
車も渋滞してるっぽくて!
それでちょっと遅れるみたいなんだ」
義父「そうなのか…?」
夫「うんうん!
さっきスマホで確認してたんだけど
やっぱりそうみたい!
ちょっと電話して今日中に配達可能か
聞いてくるから待ってて!」
私(よくもあんな嘘つけるよね…)
その場で電話すればいいのに
夫はわざわざ玄関から廊下に出る
義母「やだ、お父さんと私ったら
勘違いしちゃってごめんなさいね」
時間は15時夫と『まーちゃん』の
同伴デートまであと3時間。
私「え、でも今日届くんだよね?
それならお義父さん達が良ければ
待っててもらえばいいんじゃない?
そうだ晩御飯も
一緒に食べに行きましょうよ」
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