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本編

弁護士によると
浮気相手のユカちゃんの父親は
かなり厳しい人だったらしい
しばらくしてすぐに私に
なぜか直接謝罪の電話が来て
慰謝料を全額ユカちゃんに
払わせると約束までしてくれ
一週間後には指定したとおりの
結構な金額が入金されていた
ユカ父親「娘が本当に
申し訳ないことをしました…
これからは私監督の元
指導を進めていきますので
どうかこれで終わりにしていただきたい」
謝られた電話先でユカちゃんの父親が
申し訳なさたっぷりに話すのをきいて
なにも言えなくなってしまった
私(なんだかなぁ…)
私(慰謝料払ってもらったら
確かに終わりなんだけど…
浮気相手の親から言われると
なんだか変な感じ…
そもそも終わりって
決めるの私だよね?
いや、うん。終わりでいいんだけどさ…)
これから親になっていく私も
いつか子どもが不祥事を起こしたら
こうやって子どもの為に
頭を下げるのだろうか
たとえ子どもが許せないことを
したとしても許してもらえるようにと
ユカちゃん(浮気相手)の父親が
本心はなにを思っているかわからない
でも形だけでも謝るくらい
ユカちゃんを大事にしてるのはわかった
私(まあもうユカちゃんには
二度と会いたくないけど)
正直、間違えたふりして
元夫に音声を渡したので
その場にいたはずのユカちゃんには
もう慰謝料はもらえないだろうと思ってた
逆にユカちゃんの父親に
訴えられるかも…まで考えていたから
この対応にはかなりびっくりしたのだ
勿論、振り込まれた慰謝料は
ありがたく使わせてもらうことにする
子どもに全く興味のない元夫から
養育費も貰えなくなるかもしれないけど、
夫たちの手に子どもを渡す口実を
与えなくてよくなるのだから
むし清々しい
収入が下がったことを理由に
なんだって私に嫌な思いを
味合わせたいと思っている
義両親もいるだろう
ただ決めていることは
なにをしてもされても
絶対に子どもは渡さないということ
それだけだ
まだまだ子どもは
寝返りを出来たばかり
これから座るようになって
ハイハイして
立って、歩いて…
先はまだまだ長いはずだ
毎日ふとしたことで悲しくなることも
嬉しくなることもたくさんある
『育児は大変』
一言で言うのはなんて簡単だろう
だけど1歩ずつ
子どもの未来に進んでる
人を貶めた嘘をついた
私にはいつか大きな罰が
返ってくるかもしれない
だけど
受け身ばかりじゃ生きてられない
だから、その日まで
『受けて立ってやる!』
それ位の気持ちで
今日も私は生きることにする
可愛く泣いて笑う子どもの笑顔を糧にして
完
お読みいただきありがとうございました!
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