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本編

夫の弟「はい、無理でした。
本人も認めましたので
ココナの件と合わせて謝罪と
兄の奥さんと僕への
慰謝料要求しますので
どうぞよろしくお願いします」
ふーっと息をついて
電話を切った弟さん
私「…あの?」
夫の弟「あー…弁護士さんです
義妹の義実家に送る
書類準備してもらってて
ココナのことは
確定じゃなかったんで…」
諦めと悔しさと悲しさが入り混じった
表情に私たちは何も言えなくなる
私「そう…ですか」
夫の弟「情けないところを
おみせしてすみません」
私「いいえ
子育てが大変とは聞きますし…
義妹さんがどんな母親だったか
私にはわかりませんから…」
それでも義妹を見る限り、性格面では
たしかに一緒に過ごさない方がいいと
心の中では思ってしまう
だけど、母と娘の間に
なにがあるか知らない
私が踏み込むべきじゃない
泣き止んで義母と遊んでる
ココナちゃんは人見知りせず
とてもたのしそうだ
私(今、元気ならきっとよかったんだ
ココナちゃんにとっても
弟さんにとっても…そう思いたい)
夫の弟「あいつには…
きっちりことの重要さを
わからせてやるつもりです」
弟さんは私にも覚えのある
冷たい復讐を心にひそめていた
義妹が悲惨な目にあったのは
この後、少し経ってからわかる
社会のルールをいくつも
やぶった義妹は
少しは反省と後悔の気持ちが
宿ればいいと心底思う
そして義母と弟さんと
私で後片付けをしている間
夫はずっと義父に説教され
ここ最近の行動を正座で
全部紙に書かされていた
義両親は弟さんが
駅まで送ってくれることになり
私はそのまま家に帰ることに
夫「サヤカ…ほら帰ろ…」
私「え?なんで私が
一緒に帰らないといけないの?
もう離婚するけど?
ほらこれ書いて」
義父が私の持つ離婚届を一瞥し
ほいっと夫に渡す
私「荷物はまとめて
ウィクリーマンションにでも送るから
あ、もちろん全部費用は、あなたもちで」
夫「ええっそんなの困るよ…!
俺どうやって生活すればいいの?」
私「知らなーい、自由にすれば?
今までも自由にしてきたんだから
あなた、そういう生き方得意でしょ?
私もあのマンション引っ越すし
慰謝料は○○万円位だから
あなたの貯金から引いておくね?」
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