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本編

35

義母「あなたの誠意次第ってこと

忘れないでちょうだいね?」

義母はスマホを持ちながら
義妹にそう言い放った

義妹「信じらんない…!

アンタたち最テー!最〇ク!キちがい!

こんな家今すぐ出てってやるわよ!」

私たちを押しのけて

義妹は部屋をバタバタ出て行き

私物をカバンに投げ入れてる

自分に非があると少しは夫も思ったのか

義妹に遠慮がちに声をかけた

夫「義、義妹ちゃん…」

義妹「うっさい!キモイんだよ!

アンタのせいでなにもかも台無し!

バレる嘘つくなら、つかないでよ!」

義妹「アンタさえ余計なことしなきゃ

お義姉さんにもバレなかったし

この家でゆっくり生活できたのに!

ろくに稼ぎもないくせに

弟にマウントとってばっかじゃないの⁉

アンタなんかねぇっ

ただの気まぐれで

遊んでやっただけなんだから!」

夫「お、俺は俺なりに

ココナちゃんと精一杯遊んでたんだぞ⁉

それなのになんだよ、その言い方!

弟がいなくて寂しい

俺の方がカッコいいし面白いって

いつも言ってたじゃんか!それ嘘なのかよ!」

義母にすでに弱みを握られているからか

義妹は今更本音を隠そうとはしない

義妹「全部都合よかっただけ!

アンタはホイホイ言うこと聞くし

腐っても親戚だから、いい思いさせてあげたのに

ほんっと使えない男!

二度と私の前に現れないでよ!」

『使えない男』の部分には

激しく同意する

だけど…

私(自業自得じゃない…)

荷物をまとめ終わった義妹は弟さんに近づく

その手にココナちゃんの荷物はなかった

義妹「実家に帰るから!

もうアンタなんか知らない!

喜んで離婚してあげるわよ!

ココナの面倒も見たかったら

勝手にすれば⁉せーせーするわ!」

夫の弟「わかった

詳しい話はまた連絡する」

義妹は最後まで汚い言葉を

私たちに投げかけて出て行った

ココナちゃんを置いて

ママがいなくなったことに

気づいたのか泣いているココナちゃんを

弟さんは優しく抱きしめる

私「弟さん…」

浮気現場以外にこんな事実があると

知らなかったからとても驚かされていた

夫の弟「情けないところを

おみせしてすみません

最後に一言くらい謝ってくれたら

ここまではしなかったんですけどね」

弟さんはそう言って

おもむろに電話をはじめた

夫の弟「もしもし…」


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